2017年4月26日水曜日

ミュージックリストその4 スミスからマンチェスターへ

さわらぬスミスに…ではないけれど、
熱狂的なファンがいるので本当は触れたくないようなバンド、The Smiths。
僕はサードアルバムから聞いたのですが、衝撃でしたね。
すっごくカッコいいのは体で感じるのだけれど、
聞いたことのない音楽を前にして自分がどう反応して良いか分からない感じ。
あの種類の衝撃は今後もないでしょう。
YouTubeで探したらモリッシーのライブ映像があったのですが、
なんですかこのカッコいいおじさんは!


ダウンロードで音楽を聴く(否、聞く)今の時代、
僕が最ももったいないと感じるのは、そこには歌詞カードがないこと。
CDにはありましたよね。和訳もついて。
僕はもっぱらレンタルでしたので、だいたい折れ目が切れてましたけど(笑)
CDを入れ、床に座ってヘッドフォンを掛け、その詩の世界に沈殿する。
そんな時間を今の若者にも経験してほしいと思います(オヤジ談)。
例えばスミスのI know it's over

「君がとても面白い人なら
 なぜ君は今夜一人ぼっちなんだい?」
「君がそんなに賢い人なら
なぜ君は今夜 一人ぼっちなんだい?」
「君がとても愉快な人なら
なぜ君は今夜 一人ぼっちなんだい?」
「君がとても素敵な人なら
なぜ君は今夜 一人で眠りにつくのだろう?」
「今夜もいつもと同じだからだろう?」
「ほかの人はみな互いに抱き合ってるのに…
だから君は君の魅力と才能と一緒に
今夜も一人でいるんだよ」

もう途中で「やめてくれ~」と叫びたくなります。
上の例のどれにも当てはまらないのに(笑)。
予定より長くなってしまったので、
マンチェスターは次回に。


2017年4月25日火曜日

特技


中古住宅を全面リフォームされた相模原市のY様の現場です。
「もとは富〇ハウスさんの建物ですか?」と聞いたところ、
「何でわかるんですか」と驚かれました。
確かに外観は富〇ハウスさんでは見たことのないタイプでしたが、
赤茶系でチリの多い窓台、メーターモジュールの窓となれば、
ハウスメーカーさんも限られます。
正解した時に脳内でウルトラクイズの音楽が流れていることは内緒です(笑)

2017年4月24日月曜日

ミュージックリストその3 aztec camera、haircut100

昨日家で夕食を食べながらぼんやりテレビを見ていたら、
音楽番組に小沢健二が出てきて、食い入るように見てしまいました。
彼が「ある光」の中で、「この線路を降りたら…」と歌った時に
ファンが感じた不安が渡米という形で現実になって、
帰国して出した新曲に「間違い」というフレーズが曲に入っていることの
彼らしい言葉の選び方や(スチャダラパーのBOSEが突っ込んでましたが)、
それでも「カルピスの味」(純粋な思いのメタファーなのでしょうか)
を忘れずに言葉で都市を変えようという思いとか、
なんだか胸にグングンと来るものがあって、
こんなに歌で感動するのは久しぶりでした。

小沢健二というミュージシャンは、
当時20代そこそこの僕をリアルとファンタジーの境界線にある塔に上らせて、
そこからの景色を見せてくれた人でした。
まだモラトリアムをこじらせていた僕にとっては、
その2つが入り混じった風景は逆にリアルで、
どんなに強くてストレートな言葉よりも胸に響きました。
僕としては男性向けの歌だと思っていたので、
なぜあんなに女性に受けたのか、未だに分かりません(笑)。

本当は昨日書こうと思っていたのですが、
こんな偶然があったので、
予定にプラスして今日はAztec cameraとHaircut100をご紹介。
オザケン世代ですので、思いっきりネオアコ大好きです。
まずはAztec camera。

somewhere in my heart



Crying scene
なんか時代を感じる(笑)



Good morining Britain



Haircut100。
フリッパーズギターの「バスルームで髪を切る100の方法」という曲は、ここからですね。

fantastic Day



Favourite shirts
フリッパーズの二人が渡辺満里奈に書いた「大好きなシャツ」のモトです。
もちろん「狙って」ですが。


Haircut100は大学で一人暮らしをする時に持って行くのを忘れて、
最初の帰省の時にとにかくこれだけ忘れないようにと、
持って行ったのが思い出です。
ニック・ヘイワードがソロになってからの名盤「From Monday to Sunday」からも
ほぼ全曲入れてしまいました。

ではあと2回、お次はマンチェスターです。

2017年4月22日土曜日

ミュージックリストその2 ~Elvis Costello~

昨日のブログを書き終えた時点で、
明日はコステロ先生かとちょっとブルーになっていました。
エルビス・コステロは僕が洋楽を聞き始めた
中学2年生(今から36年前!)の時には既に活躍していたので、
僕らより一世代前の人という印象でした。
当時はビルボードの最盛期。
夕方からTVKで伊藤政則がミュージックトマトをやっていて、
部活を引退したのに一向に受験勉強をしない現実逃避少年は
毎日釘付けになって見ていました。
好きなミュージシャンが出来ると
隣町まで自転車でレコード(まだCDはない!)を借りに行き(電車賃もない!)、
DENONのDX3(メタルは買えない!)を買って録音していました。

一通りの音楽を聴くと誰もが興味を持つのが
ちょっと前の世代です。
僕の場合、もっともはまったのはTHE JAMでした。
そう、コステロではありません。
コステロは当時の僕にはちょっとピンとこなかったのです。
ポップでキャッチーな音楽もたくさんあるのに、なぜか…。

たとえばOliver's Armyとか。



Pump It  Upとか




何でかな~と思いながら結局、聞かなくなってしまったんですよね。
僕にとっての音楽は、いつも一緒にいるドラえもんみたいな存在ではなく、
必要な時に出てくるハクション大魔王みたいなもので、
(だから僕はコンサートやライブにはほとんど行きません)
おそらく当時の僕にはコステロの音楽を必要とする時が
なかったんじゃないかと思います。
もちろん、歌詞を読みこんだり、楽器が弾ければ違うのかもしれませんが、
カセットをウオークマンに入れたいって思う瞬間がなかったのだと思います。

今回ミュージックリストを作る時にまずベンフォールズが浮かんで、
その次がなぜかコステロだったんですが、
こうして自然と名前が浮かんできたのもとても不思議な感じです。
中学や高校生の頃、「好きなミュージシャン誰?」って聞かれて
「コステロ」って答えたいがために(ちょっとカッコイイから…笑)、
背伸びして借りて結局合わなかったコステロですが、
今、ちょっといい感じで店で流れています。
何だかとても不思議な感じです。
36年ぶりにこんな形で聞くとは思わなかったなあ。

次回はaztec cameraです。

K様 発注しました


K様の麻のカーテンも、既に発注が完了しております。
レースの裾処理は、極細の折り返しの仕様。
麻(リネン)のように安定しない生地をジョイントして作るのは難しいので
一般的には避けたいところですが、
いつもきれいに作ってくださるアートケイさんの技術力に頼ります。
今回はそれ以外の部分でも色々とご相談をしました。
素敵なリノベーションの最後の仕上げですので、
ご期待に添えるものになるよう、慎重に進めます。

2017年4月21日金曜日

ミュージックリストその1~BenFolds~

毎晩仕事をしながら少しづつ作り続けてきた
お店のミュージックリストがほぼ完成したので、
少しづつご紹介します。
(一気にと思いましたが、多分無理だなと…笑)
好きなミュージシャンはたくさんいるのですが、
店で流す音楽ですので激しいのは相応しくありませんし、
思っていたより苦労しました。
楽しかったですけど。

リストを作る時に真っ先に思い浮かんだのが
ベンフォールズでした。
稀代のメロディーメーカー。
そしてその美しいメロディを盛大に無駄にするダメダメな歌詞(笑)
考え方はメチャクチャですし、恋人と別れれば未練タラタラ。
ではなんでそんな彼の歌が多くの人の心を打つのか?
僕の見解は後ほどにして、早速ご紹介しましょう。

Philosophy
自分がcrazyだと認めながら、
それを理解してくれない女性(彼女?)を「哲学」がないと罵る最低な歌詞。
メロディが美しいので、
あるウエブサイトで結婚式に向いている音楽として紹介されましたが、
絶対ダメだと思う。





landed
恋人と別れて引っ越したけど、未練タラタラな話。
反省しているのに自分の非を全ては認めてない感じで、は?ってなります。
それは歌詞に入れてはダメでしょ。
そして最終的には「自分も変わったので迎えに来てほしい」と。
行くのはあなたですよ。



Army
軍隊に入ったようです。
そして給料が安いと嘆いています。
このポップなメロディで!
で、バンドを組んだけどすぐに解散してしまい、
そしたら自分以外のメンバーで別のバンドを組んでたって話。



こうして説明すると最低の人みたいなんですけど、
彼のファンは「ダメダメだったあの時の自分」をそこに見つけるのだと思います。
そして、思い出話としても笑えない、
後悔や自己嫌悪を多分に含んだ過去を踏まえたうえで、
頑張って生きていこうとか、今も贖罪の気持ちを持って生きているとか
彼は決して歌詞にはしないのですが(そう、しない)、
それを彼はメロディにしているのだと思います。
その時のことは日記のようにありのままに歌詞に、
そして今の感情はメロディにしているのだと。

そんな彼が初めてそれを口にしたのがこの歌。
Still fighting it
そうさせたのは、彼が父親になったから。
そして、自分と似ている息子を見て思わずこうつぶやきます。
I’m sorry
俺と似てしまってゴメン、と。
息子もきっと自分みたいにうまくいかない人生を送るのかもしれない、
でも一緒に戦おうと、
父である自分ももう一度人生を頑張る気持ちを持てたという歌。


この歌だけは私が泣いてしまうかもしれないのでリストに入っていません(笑)
だいぶ長くなってしまったので次回はサラッと、コステロ先生です。

H様ブラインド工事

今日は茅ヶ崎市のH様のブラインド工事でした。


高さ50㎝のキッチンの窓は、
そのまま指定すると60㎝の操作ポールがつき、
カウンターについてしまうので短めに指定。
それでも付いてしまう操作コードは
現場でカットしています。

浴室のブラインドはテンションタイプ。


当店では付け替えの場合、
浴室ブラインドはテンション式にはしません。
両端に付けるプレートを貼る両面テープの力が弱くなるので、
落下する可能性があるためです。
今回は浴室タイルを新しくされていたので、
テンション式にしています。
ブラインドも窓の特徴によってお勧めする商品や
発注方法、取付工事の時にすることも変わってきます。




2017年4月19日水曜日

出発


今日はこれから取引先のモデルルームの夜間工事です。
ブラインド2台なので早く終わるかな。
それでは、行ってきます!

2017年4月18日火曜日

F様工事準備


明日は大和市のF様のカーテンレール工事です。
今日入荷した部品をスタッフがチェックして、
既に準備は完了。
きっちり仕上げます。


シンプルに見えて
















一間半と一間の窓が並ぶ愛川町のO様邸の掃き出し窓、
こうした場合、片方のポールを隣の窓のブラケットまで伸ばします。
ポールの直線がきれいに見えるためです。


レースカーテンはウエイト巻きロックと呼ばれる一般的な方法ではなく、
小さな折り返しを本縫いで仕上げています。
ロック用の糸を使わないので、
生地と糸の微妙な色の違いを気にしなくて良いためです。
天然素材独特の微妙な染まり方をした生地の特徴を生かすことができます。
シンプルに見えて、色々な工夫をしています。

2017年4月17日月曜日

O様積み込み完了しました。


更新が滞っている間に、
明日は愛川町O様のカーテンレール工事となってしまいました。
ご報告が遅くなりましたが、
既に積み込みも完了しております。
腰袋も買い替えて、ちょっとウキウキしておりますが、
工事の方は最後までキッチリ緊張感をもって進めますので
ご安心ください。

ひたすら入力中


ご無沙汰してしまいました。
アイフォン7に機種変更した2日後に落として画面を割った齊藤です。
(やっぱり5Sのままにすべきでした…)
朝掃除も一段落つき、
今は夜な夜なデータベースの入力です。
この一年でかなりの数のサンプルを入れ替えましたので、
入力も大変です。
生地品番、生地巾やリピートと等の生地情報、置いている什器の番号など、
入力事項もたくさん。
店の音楽リストを作りながら、淡々と作業を続けます。
今日で何とか半分まで来ました。
あ~何だろう、この充実感を伴わない達成感(苦笑)

2017年4月10日月曜日

積み込み完了しました


明日は平塚市のS様と秦野市のF様の
ご新築のオーダーカーテン工事です。
既に商品は私とスタッフでダブルチェック済。
積み込みも終わり、あとは明日を待つのみです。
素晴らしい仕上がりになると思います。
私も楽しみです。