2016年4月12日火曜日

チリから逃げる


厚木市のM様の寝室です。
カーテンボックスに天付なので施工自体は簡単なのですが、
カーテンレールを通常より1㎝前に出しています。
ケーシングのチリが多いため、
一般的な位置だとフックが当たってしまう為です。
もちろん事前にカーテンボックスの奥行きもチェック。
通常より2㎝多い寸法になっているのを確認しての施工です。
簡単な施工でも、気にすることは色々とあります。

2016年4月11日月曜日

プランニングの視点



本日お納めした厚木市のM様のオーダーカーテンです。
一目ぼれされた大人かわいいブルーのドレープに
無地のレースの組み合わせ。
普通ならそこで終わりですが、そこは当店らしく一工夫。
レースの裾にマクラメを付けました。
プランニングの際、スタッフがこだわったのがマクラメのサイズ。
一般的には窓やドレープの柄のサイズに合わせますが、
マクラメのサイズによって醸し出されるイメージを優先しました。
大きければ大きいほどゴージャスになり、
ドレープの持つイメージと離れてしまうからです。
カーテンのプランニングは素材や色だけではなく、
色々な視点で作られています。

2016年4月10日日曜日

メカ物が続く厚木の春



春はメカ物。
窓から西日など入りたるはやはり眩しき。
ロールスクリーンなど適したると思いつつも、
窓からプーリーなど飛び出したるに少し難し。
縦型ブラインドの金物を用いてふかしたればと思いきや、
それだけでは足らず。
巻き方を逆にしたりて、ぎりぎりかわしたり。
ドヤ顔で現場を後にす。

2016年4月9日土曜日

縦型ブラインドの取付け

葉山町のT様邸に縦型ブラインド(バーチカルブラインド)を施工しました。
片側出隅までの壁面は180㎜で柱が逃げています。
ヘッドレールの端はブラケットが咬まないので、取付にも工夫が必要です。
まずは窓内2か所の縦桟に効かせるところから。


マグネットでクロス裏のビスを拾い、縦桟を見つけます。



上ビスを打ったらキリでブラケットを止める箇所をチョットもみます。
(ボルトの出っ張りが天井に当たり、ブラケットがお辞儀してしまうためです)



ブラケットを固定してここは終了。
次は柱の逃げている出隅側です。



こちらは天井に固定します。
天井の際には石膏ボードを止める為の野縁(桟)があるので、
そちらに固定しました。
ブラケットは直接羽根が窓枠に当たらないように、
壁から離さなければならないのですが、
その位置ではビスは効きません。
なので、ビスの聞く位置に金物を固定して前に延ばす方法を採ります。

窓のサイズや商品の特徴を考えながら、
お客様が安全にお使い頂ける方法で取り付けています。























2016年4月8日金曜日

ちょっと違うものを合わせる



カーテンで色を楽しみたいとおっしゃっていた茅ヶ崎市のT様。
カラフルでありながら大人っぽい感じがご希望でした。
スタッフがご提案したのは植物柄の北欧プリントと
木立を思わせるイギリスのコットンプリントの組み合わせ。
少しかわいらしいイメージの北欧生地も、
組み合わせ次第で大人っぽく仕上がります。
『合わせる』というと、つい単純に色を合わせることを連想しがちですが、
『違和感がないちょっと違うものを合わせる』ことで、
生地はまた違う表情を見せてくれます。

2016年4月7日木曜日

遠出強化月間


緑豊かな温泉地から銀座へ、
ひたすらブラインドを取り付けた一日の終わりです。
今月は熱海、葉山、小田原、銀座、緑区、旭区、川崎、
そして地元厚木市と盛りだくさん。
どこへも行きやすいのが厚木の利点ですね。
少し時間に余裕が出来そうな4月。
たまにはプライベートでも遠出をしたいところですが、
空想で終わるのが常です。
明日は定休日、久々に家でのんびり過ごします。

2016年4月5日火曜日

ピンポイントな醍醐味


平塚市のN様の寝室にお納めした刺しゅうレース。
透け感のあるオパールプリントではありませんが、
フロント使いにしました。
スタッフがバックにお勧めしたのは、敢えてのブルー。
そして2つの小窓には、敢えてのブラウンの木製ブラインド。
ピンポイントなイメージをお持ちのN様に、
ちょっと何かが違えば大崩れしてしまいそうなオーダーカーテンのプランです。
こうしたイメージを共感させて頂けることが、
私たちの仕事の醍醐味かもしれません。

2016年4月4日月曜日

ラベル無し指定


こちらは横浜市のF様の2Fホールに取り付ける
ロールスクリーンの発注書です。
洗濯物を干すスペースとしても活用するため、
廊下から見えないように間仕切りとして使われます。
取り付ける天井面には高さ8センチほどの貼りがあり、
廊下から本体が見えないように、その裏側の壁面に取り付けます。
問題なのは生地を下げた時。
洗濯ラベルや防炎ラベルが廊下側から見えてしまいます。
生地を裏表逆使用にすると、今度はランドリースペースから見えてしまいます。
そこで、この2つのラベルを付けないように指定して発注します。
ちょっとしたことですが、
取り付けると気になるのは案外こうした小さなことなんですよね。

2016年4月1日金曜日

エアコンとの戦いは続く

こちらは伊勢原市のS様のご了承を頂いて、
現場打ち合わせの際に貼った紙テープ。
エアコン工事がカーテン工事よりも先に行われるとの事で、
レールがどこまでくるか位置を示したものです。
電化製品と言うのは在来工法のモジュールに合わせて作られており、
冷蔵庫なら両側が壁でも入る75㎝以内、
エアコンなら片側壁でも入る80㎝以内になっています。
でも最近はそれを無視して大型化した機種も出ていますし、
取り付ける業者さんによっても違います。
こちらが予想した『一般的な位置』に付けてくれるとは限りません。
S様の購入された機種はレールと干渉するサイズではありませんでしたが、
念には念を入れてマーキングすることにしました。
ちなみに機種で今もっとも要注意なのが富士通。
以前は最もコンパクトなサイズを売りにしていましたが、
本体横の送風口が稼働するガンダムみたいなものが出てきました。
あの機種はサイズが大きいので要注意です。

2016年3月31日木曜日

天窓のブラインド



伊勢原市のK様のリビングの天窓に
ソーラー電池式のブラインドを取り付けました。
昇降するためのコードを壁面まで持ってくることもありますが、
昇降しなくて良いのがブラインドの良さでもあります。
でも昇降コードはブラインドの羽根が左右にずれない為の役割もあるので
無くすことはできません。
K様のリビングは壁と天井の関係や間取りの都合上、
昇降コードを壁面まで持ってくることができません。
そういう時は

根元で切ってしまいます。
スッキリと見た目もキレイです。

2016年3月30日水曜日

逆巻き

洗濯器置場のスペースを隠すためにロールスクリーンを付けた
世田谷区のK様の現場です。
通常とは違い、本体の表側から生地が降りてくるようにお作りしました。
こうすることで壁と生地が揃うのでキレイです。
単純な取付も一工夫で仕上がりが変わります。

2016年3月29日火曜日

連窓のロールスクリーン



厚木市のE様の現場です。
一間半の窓に2分割で取り付ける柄物のロールスクリーンの発注書です。
紋様柄のため、
サイズと柄位置の関係や2つのロールスクリーンの繋がりを考慮する必要があります。
縦も横も細かく指示します。



完璧に出来ました!






2016年3月28日月曜日

デザインの背景


シェードの上部を切り替えてリボンテープを縫い付けた厚木市のJ様のシェードです。
発注の際は実際の生地を使って、スタッフとが1㎝単位で確認し、
その寸法をもとにアートケイさんと相談しながら製作しました。
でも、それよりももっとエネルギーを注いだのはプランニングです。
ご注文頂いたのはシェード1台ですが、
そこにはお客様の様々な想いがあります。
それがデザインに反映されているか、
お客様の作りたい部屋とイメージが一致するか、
そうした点を何度も確認します。
何の為にデザインがあるのかが、最も大事なことなのです。