2015年10月4日日曜日

取り付け方色々

各お部屋にロールスクリーンを取り付けるT様。
レールに取り付ける箇所には専用の金物を、
窓枠に付ける箇所も、そのままでは奥行が足りないので
前に持ち出す金物を使います。
こうして日々色々な現場を見ていると思うのですが、
普通に発注して終わり、普通に取り付けて終わりという現場は
ほとんどありません。
そういう認識がお客様に広がりつつあることも実感しています。
 

2015年10月2日金曜日

アジアンハイウエイ

東名高速を用賀ICから乗って合流する辺りに、
AH1 ASIAN HIGHWAY と書かれた小さな標識がある。
ずっと何だろうと思っていた。
夏休みに南三陸に行った帰り道、助手席の息子に話したら調べてくれた。
『お父さん、この道、トルコまで繋がってるんだって!』
『え?マジで!』
東京を起点に、韓国、北朝鮮、中国、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、インドから
パキスタン、アフガニスタン、イランを通りトルコまで。
総延長20557キロ!
東名高速道路は、ヨーロッパの手前まで延々と続く道の一部だったのです。
知らなかったというか、知った後の方が『それ何?』と思ってしまう。
でも不思議なことに、この標識を見るとその先にある丘陵地帯の住宅街が、
まるで東南アジアの郊外のように見えてくる。
そして遙か2万キロ先の国へ想いを馳せたりしてしまうのです。

2015年10月1日木曜日

I様発注、完了しました

窓は8窓ですが、発注書は13枚。
昨日作成した仕様書を再度チェックして、
発注書に書き込みます。
切替の寸法も色々と注意しながら慎重に割合を決定しました。
今後は納品日や細部のやりとり、レールなどの部品チェックと進みます。

関市のPR動画が…

<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="270" src="https://www.youtube.com/embed/AjRPdeHCZwA" width="480"></iframe><br />

コロカルというウエブサイトを見ていたら、
関市のPR動画が出来たという情報が出ていたので見てみたら…。
これ、ずるいわ(笑)
関市は当店が縫製をお願いしているアートケイさんのある街です。
刃物の町としても有名です(関孫六とかですね)。
また同じような動画を作ることがあれば、
その時は是非、ゴトー君が手で緯糸を引きちぎるところを載せて欲しい(笑)。

2015年9月30日水曜日

I様寸法出し

厚木市のI様の寸法出しをしています。
柱の逃げているか所のレール寸法、
高さの異なる窓の合わせ、
コットン生地の収縮率と仕上がり寸法、レースとの寸法差、
撮影したお部屋の写真を見ながら、
採寸表に書き漏らしている注意点が無いかを確認しつつ慎重に。
生地品番も再度全ての資料と照合し、
生地巾やリピートを書き出します。
今日は輸入品の先行手配のみをし、
明日は各カーテンの発注です。

メカマニア

平塚市のK様のリビングに取り付けた木製ブラインド。
窓上に付ける場合、
消しゴム大のプラスチックを入れてブラケットを少し手前に出します。
ブラインドの羽根を動かした時に
窓枠に当たらないようにするためです。
(これをしないと、ちゃんと開閉しません)
 
その場合、重要なのがバランスの奥行です。
メーカーの標準寸法だと、
本体を手前に出した分、奥行が短くなってしまいます。
そこで手前に出る寸法の分、奥行を長く指定して製作します。
 
う~ん…ピッタリ!
 
そしてもう1つ。
このメーカーは操作コードの基準が長いので、
その寸法も指定します。
通常の発注をするとこれより15㎝ほど長くなり、
コードが目立ってしまいます。
当たり前のように、違和感がなく付けるには、
マニアックな指定が重要です。
 
 
 

2015年9月29日火曜日

T様のコットンプリント

当店のお客様の特徴なのか、それとも全国的な傾向なのか、
自然素材をご要望されるお客様が非常に多くなっています。
予め指定して選ばれるお客様もいらっしゃいますし、
好きな物を選んでいくと結果的にそうなる方もいらっしゃいます。
T様も化学繊維の寸法安定性に惹かれつつも、
最後は生地そのものの魅力を優先して天然素材を選ばれました。
縫製仕様はヒダの浅い1ツ山。
フラット気味にあっさりとした印象に仕上がります。
柄の大きさを考慮して、腰高窓はいつもより少し長めのお仕立てです。
素材や柄の特徴を活かつつお作りします。

2015年9月28日月曜日

O様発注しました

小田原市のO様の発注書です。
右に並んでいる数字はカーテンを作る際に必要な生地のm数。
以前は手計算でやっていましたが、
やはり、
まあ、その、人間なので、いや、あの、まれにですし、チェック体制も整っているのでちゃんと調整はできるのですが、
間違いがあってはいけません!
そこで今は、サイズと生地情報を入力すると自動的に要尺が出るようにしています。
柄によってはギリギリだと良い柄位置が取れなかったりするので、
結局最後は手計算で確認するのですが(苦笑)
色々な工夫と確認をしつつ、1窓1窓丁寧に発注しています。

2015年9月27日日曜日

無地のカーテンを2枚作るという難問

T様からご注文を頂いたのは吸音専用のカーテン。
音の反響を防ぐ専用のカーテンです。
納品がご入居に間に合わない時などに使っている仮吊りカーテンで
事前に吸音効果を仮体験して頂いてのご購入です。
(遮音と違い、吸音は効果が実感しやすいカーテンです)
製作時に気を付けたのがカーテンの作り方。
460㎝の壁面を不均等に2分割してレールを付けていますので、
2枚のカーテンの山の高さや間隔が変わってしまうのです。
でも、同じ壁面でそれは変。
と言う事で、それを揃えるように指定するのですが、簡単にはいきません。
そこで『仕上がり巾の変更はOKです』と書き添えます。
こうしないと揃えられないケースが出る為です。
さきほどアートケイさんとお話しし、仕様はほぼ決定しました。
やはり色々なケースで長所・短所があり、結構難問でした。
無地のカーテンを2枚作るだけですが、
そこには色々な知識と判断が必要になります。
 

2015年9月26日土曜日

塗装と私とエイジング

2件のご新築工事の後は、間もなくオープンする美容室の夜間工事。
ここ数日の工事ラッシュの疲れもあり(年を取ると本当に疲れが取れません)、、
誰かにポンと背中を叩かれたら、その場に倒れそうな状態でしたが、
こういうの見たらハイになります。
写真は前回の工事で私が取り付けた吊レール。
病院のベッドの間仕切りで使われるアレです。
天井部分に付くプラスチックのカバーを敢えて外してエイジング塗装。
『廃墟』をイメージした美容室にピッタリの仕様になっていました。
ちょうど塗装やさんがいらしたので根掘り葉掘り。
元々は某TV局の大道具さんとして、美術塗装をされていたそうです。
世の中には面白く、素晴らしい技術を持った方がいらっしゃるんですね。

2015年9月24日木曜日

タッセルで調整

奥様お気に入りの生地をご主人が快く承諾してくださったM様。
リビングにイギリスのコットンプリントをベースに、
無地のカーテンを合わせたプランでご提供します。
採寸時にふと目に留まったのはそのリビングに貼られた腰板。
測ってみると少し高めでした。
腰板の上に房掛けを付けると、タッセルの位置も通常より高くなってしまいます。
そこでタッセルを長めに発注。
せっかく気に入って頂いたプランが細部でダメにならないよう、
こうした部分にも気を配って手配します。
 

通常より1個多く

本日工事にお伺いしたK様の明細書です。
ブラケット4個と書いてあるのはリビングの幅120㎝の窓。
ブラケットとはレールを取り付ける金具のことで、幅200㎝までは3個が基準。
あえて4個と書いてあるのは、通常よりも1個多いためです。
巾120㎝の窓の場合、窓の上にある縦桟は455㎜ピッチで2本3分割になりますので、
窓の中央には下地がありません(=ビスが効かない)。
そのため通常よりも1個多く取り、4個とします。
家の構造を理解していないと中央はアンカーになってしまいます。
窓の上150㎜にビス打ち。
全て問題なく下地に打てました。
当たり前の工事ですが、色々な知識を駆使しています。

2015年9月22日火曜日

K様カーテン

縫製担当のart-k後藤です。

お陰様でイベントの方は無事納めることが出来ました。


写真は+PLANさんのお仕事より。
バイアステープで縁取りされたカーテン。
丁寧に、真っ直ぐ真っ直ぐ。