2014年10月23日木曜日

糸一本分

縫製担当のart-k後藤です。

4cmのパーツを挟むデザイン。
機械切りで気に入らなかったので手で切り直し。
きっと少しの歪みで完成時にヨレが。
手間の数だけ仕立てに差が付きます。

2014年10月22日水曜日

扉の上エアコンの下

昨日の写真ですが、
チェックしているのはW様の採寸表と現場写真。
窓の左側にある収納庫の扉に当たらず、
窓の右側にあるエアコンの下をくぐる位置。
カーテンの出幅と扉の関係、エアコンの吹き出しルーバーとレールの関係もふまえ、
お打合せ通りレールはシングルで取り付けます。
ピンポイントの位置を何度も確認です。

旧友

窓周りの採寸で久々に『旧友』に会いました。
もう10年近く前になるでしょうか。
ロールスロイスの椅子で作ったソファです。
この他に2人掛けも1つ。
それからインパネ(メーター周り)で作ったワインボトル置き、
ドア内側の内装(象嵌)を脚や天板に埋め込んだセンターテーブルも。
全てイギリスのアンティーク家具をレストアしている工房で作ってもらいました。
しかし、まあ、何というか…一体どんな仕事を受けてるんだ(苦笑)

2014年10月21日火曜日

M様発注中

北欧生地を中心にお選び頂いたM様の発注をしています。
と言いつつこちらは無地とストライプのカーテンの発注書。
合わせる北欧生地の雰囲気と仕上がり丈のバランスも考慮して、
標準的な割合よりほんの少しだけ変えています。
奥に見えるのはお子様のお部屋に付けるストライプ生地のフラットバランス。
北欧、ストライプ、リビングと脱衣所への色…
部屋ごとに異なる生地と色でありながら、
家全体を自然に流れるように演出するプランです。
単体での窓だけではない仕上がり部分も楽しみにしてください。

2014年10月19日日曜日

K様発注しました

打合せも終わり一人で2階の再確認をしていた時、
階段からカワイイ足音が。
僕の顔を見るなり『さびしくな~い?』。
『ありがとう。大丈夫だよ』と答えると『私がついてるからね♡』と。
これには参りました(笑)
そんなおしゃまさんの女の子が住むご新居のリビングは、
2つの生地を使った切替のカーテン。
本体は150㎝巾、裾は100㎝巾です。
このまま使うとジョイント位置がずれてしまうので、
裾の無地は横方向に生地を使います。
特に問題なのが1間半。
裾の無地はジョイント無しで出来ますが、
本体にだけジョイントがあるのも逆に変。
そこで横使いした無地を150㎝で切ってジョイント位置も合わせます。
こちらが発注書。
細かな部分も気を使って製作します。
 
 

2014年10月18日土曜日

with Curtains 2014・・・おまけ

縫製担当のart-k後藤です。


サイトーさんが取り忘れていた会場の写真。
こちらに一枚ありました。

しゃがみ込んで熱心に作品を見るお二人。

with Curtains 2014

レールメーカーのトーソー社主催のイベント『with Curtains2014』へ行って来ました。
このイベントはカーテンメーカー各社の生地を使って、
一人のデザイナーがディスプレイを作成・展示するもので、
個人的には業界で最も権威のあるイベントだと思っています。
毎年、著名なデザイナーが担当されますが、
今年は私が施工をお手伝いさせて頂いている木村さちこ様でした。
木村さんはこの業界では知らない人はいないトップデザイナーで、
今回のデザインもそれはもう素晴らしいものばかりで、
気づけば会場内に5時間も居ました。
素材や色の組み合わせ、デザインなど、
そのテクニックをじっくりと見たかったこともありますが、
木村さんの伝えたかったことをディスプレイを通じて理解したかったからです。
説明の中でも強調されていた『生地の個性、特徴、そしてその生地ができた背景』を活かすこと、
そのテーマを通して、一つ一つ『なぜこの生地なのか』『なぜこうしたのか』を考えていました。
そして今、気づきました。
写真撮り忘れた~~~~!!!

2014年10月17日金曜日

明日17日の営業について

誠に申し訳ございませんが、
明日17日は展示会のため午後二時半までの営業となります。
ご迷惑をお掛けしますが宜しくお願い申し上げます。

                                                   +PLANオーナー 斉藤 靖

2014年10月16日木曜日

K様カーペット

ご新築でカーテンのプランニングが進行中のK様から
タイルカーペットのお問い合わせを頂き、割り付け図を作成中です。
漢字の『日』みたいにというご希望を受けて、もしアバウトに進めるなら
『分かりました。割り切れない分は端がちっちゃくなるけど良いですか?』
なんて口頭で話を進めるのかもしれませんが、
少しでもイメージが付くように簡単な図にします。
クローゼットは引き戸なので問題ありませんが、
気になるのがドア下の隙間とドアストッパー。
そして最近仕様変更があって無くなりましたが、
巾木の入隅・出隅用のカバーも困りものでした。
シンプルに見える施工も、細部では色々と注意点があります。

2014年10月14日火曜日

T様カーテン工事

今日は横浜市のM様のカーテンレール工事でした。
工事をする時は脚立を使いますが、
いつも養生を敷いています。
脚立での傷防止ではなく、万が一金物等を落としても大丈夫なようにです。
 
左手にはいつも白手袋。
素手で壁を触ることはまずしません。
汗や手の脂が付いてはいけないからです。
 
 
 
レールを付けたら掃除機でボードの粉を吸い取ります。
 
 
念のため、ウエットティッシュでふきふき。
 

 
窓台も。

 
そして、ふきふき。
 
 
ビス穴にボードの粉が入ることがあるので房掛けも。
 
 
お打合せ通り、レールは部品をバラで取って逆L字のブラケットを使いました。
 
 
ビスの長さは3種類。打ち方も下地に合わせて工夫しています。
全窓バッチリ仕上がっています。

2014年10月13日月曜日

M様プランニング中

川崎市のM様のカーテンをプランニング中です。
昨日、まずは理想のパターンを作り、
今日はそこからご予算と完成度を見ながら調整しています。
生地の取り方を工夫したり、色々な商品を比較したり…。
こうした違いによる価格差も考えながら、
明日、もう一度詰めていきます。
色々と苦悩中です(苦笑)

2014年10月12日日曜日

O様レースカーテン

こちらは小田原市のO様の発注書です。
当店はご紹介のお客様が多いのですが、O様もそのお一人。
一つ一つ丁寧に現場を仕上げていく大切さを感じます。
当店では均一以外のポリエステル生地は形態安定加工を標準でお付けしています。
ハイサッシ、ワイドスパンの窓にきれいなウエーブのレースがかかります。
かわいい小花の刺しゅうと共に、美しいヒダもお楽しみください。

O様シェードの柄位置

150巾で横リピートも150㎝というレースをシェードにするO様の発注書です。
大きな花柄が中央に位置していますので、
仕上がり巾190㎝のシェードを作る場合、
縫製ルールのまま作るとからすると中央に大きな余白と
左右に端が切れた花柄という位置関係になります。
これでは変なので、
耳合わせする方を少し巾落とししてバランスを取ることになるのかな?と思いつつ、
『え~と…サンプル、サンプル』と探そうとして、O様にお送りしたのを思い出し(苦笑)、
生地がアートケイさんに届いたら現物を見て相談しつつ決めたいと思います。