縫製担当のart-k後藤です。
人気のある北欧生地。
品薄で、入荷された生地は必要分ギリギリでした。
写真に写っているひょろりとした糸くずは、ハサミを入れた後の「裁ち端」です。
入荷された生地の切り口があと1cmでもずれていれば、良い柄位置でのお仕立てが出来ませんでした。
我々縫製のテクニック以前の話で、サイトーさんやお客様の”運”ですね、これは(笑
2014年8月21日木曜日
2014年8月20日水曜日
2014年8月18日月曜日
M様、階段のカーテン発注しました
階段のコーナー照明の取付位置が分かりましたので、
昨日残したままになっていた階段のカーテンを発注しました。
上の写真はバランスの発注書です。
生地の組み合わせや左右の割合、カーブがどこから始まるのか、
使用する芯地の種類、裏地の品番、使用する生地のm数などを書き込みます。
縮尺が異なると別の物が出来上がってしまうので、図面もキッチリと。
こちらは組み合わせるレースカーテンの発注書です。
窓の幅に対して、仕上がり幅をかなり大きめに作ります。
ふわっと曲線を描いて束ねた時にボリューム感があり、
山数が多い方がきれいだからです。
こちらは窓枠内に入れるカフェカーテンの発注書。
実際にはこれを縮めて半分にしますが、
発注書は伸ばした状態の物を絵にします。
裾や耳の処理方法も指定します。
こうした細部の作り方が全体のイメージを左右します。
ラベル:
発注・事務作業
2014年8月17日日曜日
M様発注してます
薄く全体的にではなく、重要度の高いお部屋にご予算を集中された
小田原市のM様の発注をしています。
お部屋の数が減ったことを気にされていましたが、
当店に期待されているものは何かを考えながらプランニングさせて頂きました。
確かに箇所数は減ったのかもしれませんが、
それでも発注書は12枚。
現在確認中のホールを含めると15枚位にはなると思います。
図面に書き込んだ決定事項、メールでのやりとりをプリントアウトしたもの、
現場写真、図面、採寸用紙、生地データ…
それら全てにもう一度目を通して、明細書に反映されているかもチェックします。
ご期待に添える仕上がりなるように頑張ります。
ラベル:
発注・事務作業
2014年8月16日土曜日
お盆やすみ
13日からの三日間、お盆休みを頂いて
福島県の南相馬市にボランティアに行って来ました。
被災地へボランティアに行くのでこれで3回目です。
初回と二回目は南三陸で瓦礫処理と漁業支援でした。
今回も南三陸に行こうと思ったのですが、宿が取れずに断念。
南相馬も全て満室だったのですが、
ダメもとで電話をしたホテルがキャンセル空きが出ていて即決しました。
南相馬には今でもボランティアセンターが開設されていて、
お盆中も多くの方が来られていました。
普段はバスをチャーターして訪れるグループや、
旅行会社の企画するツアーでもっと多くの方が来られているそうです。
私が担当したのは海岸近くの田んぼ添いの除草でした。
このエリアは約150戸のほぼ全てが津波に流され、
今は荒れ地のようになったままになっています。
他のエリアに比べて復興も遅れていて、
これから新しい何かが生まれるという雰囲気を感じることはできません。
田んぼと道路の間の法面、道路と歩道を区切るブロックの間は、
人が居なくなったことで雑草が伸び放題となっていて、
以前住んでいた方やここで農業をしていた方にはそれがとても悲しく、
訪れる人の印象も悪くしてしまうとのことでした。
訪れたのがお盆と言う事もあり、
市内各所に点在する墓地には花が手向けれていました。
この地域にはお墓にも提灯を飾る風習があるのか、
それぞれのお墓には立派な提灯が飾られていて、
見ているだけで胸が締め付けられる思いでした。
福島県の南相馬市にボランティアに行って来ました。
被災地へボランティアに行くのでこれで3回目です。
初回と二回目は南三陸で瓦礫処理と漁業支援でした。
今回も南三陸に行こうと思ったのですが、宿が取れずに断念。
南相馬も全て満室だったのですが、
ダメもとで電話をしたホテルがキャンセル空きが出ていて即決しました。
南相馬には今でもボランティアセンターが開設されていて、
お盆中も多くの方が来られていました。
普段はバスをチャーターして訪れるグループや、
旅行会社の企画するツアーでもっと多くの方が来られているそうです。
私が担当したのは海岸近くの田んぼ添いの除草でした。
このエリアは約150戸のほぼ全てが津波に流され、
今は荒れ地のようになったままになっています。
他のエリアに比べて復興も遅れていて、
これから新しい何かが生まれるという雰囲気を感じることはできません。
田んぼと道路の間の法面、道路と歩道を区切るブロックの間は、
人が居なくなったことで雑草が伸び放題となっていて、
以前住んでいた方やここで農業をしていた方にはそれがとても悲しく、
訪れる人の印象も悪くしてしまうとのことでした。
訪れたのがお盆と言う事もあり、
市内各所に点在する墓地には花が手向けれていました。
この地域にはお墓にも提灯を飾る風習があるのか、
それぞれのお墓には立派な提灯が飾られていて、
見ているだけで胸が締め付けられる思いでした。
僕の担当したエリア。
ほんの少しですが、これからも関わっていきたいと思います。
*ボランティアの事を書くのは正直、躊躇があります。
一度訪れただけで何かを書くのは憚られますし、
誤った印象を与える可能性もあるからです。
訪れた者が報告をすることで、
少しでも何かを伝えられるならと思い書いています。
2014年8月12日火曜日
2014年8月11日月曜日
T様発注しました
新宿区のT様の発注書です。
カーテン生地は100㎝や150㎝の生地巾が主流ですが、こちらは300巾。
横方向に生地を延ばして作りますので巾継ぎが無く、
裾もスッキリとしたウエイト巻きロック加工で仕上げます。
フックの項目に書いてある『ポラリス』というのは、
ただ差し込むだけではなく上からも押さえられる特殊形状のもの。
上下から抑えることで山の向きがちゃんと正面を向き、
カーテンの上部が「お辞儀」するのを防ぎます。
右端の欄の『有』は形態安定加工の指示です。
この加工によってひだがキレイに出ます。
当店では一般のオーダー品には標準でお付けしています。
こちらは150巾の縦使いのレースの発注書です。
縦使い生地の場合、通常は折り返しの仕様ですが
横使いと同じウエイト巻きロック加工で仕上げます。
細い横ボーダーのレースですので、
折り返すとそこだけボーダーの数が倍になり見た目がキレイではないからです。
巾継ぎありのウエイト巻きロック加工は、一般的にはやりません。
アートケイさんだからこそお受けできる縫製仕様です。
フックや裾処理、ヒダ加工など、
当店とアートケイさんならではの仕上がりでお作りしますので、
楽しみにお待ちください。
ラベル:
発注・事務作業
2014年8月9日土曜日
2014年8月8日金曜日
U様採寸
今日、事前採寸にお伺いしたU様のリビングの房かけです。
このタイプは装飾タッセル用になっているので、
一般的な共布タイプだと輪っかが入らないことがあります。
取り付けてある高さも共布タイプでは高すぎる位置でした。
中古物件の場合、新築物件とはまた違うチェックポイントがあります。
2014年8月7日木曜日
U様プランニング
U様のプランニングも最後の段階に入っています。
どの色もそうですが、
ちょっとでも濃いと部屋のイメージが重くなったり、
ちょっとでも薄いと存在感が無さすぎたり…。
このシリーズにはこの色はあるけど、こっちの色はないとか、
このシリーズは両方の色はあるけど素材感がイマイチとか、
思い切ってプランを考え直してみてもピンとこなかったり。
でもこうしたプロセスを経ないとご提案には至りません。
今日届いたのは、これまでの内容が土台になった生地サンプル。
明日、少しテイストを変えた生地サンプルが届き、
その出来栄えを比較して最終的な内容を固めたいと思います。
お待たせして申し訳ありませんが、あと少しお待ちください。
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