2014年7月30日水曜日

S様発注しました

日本の場合、インテリアの流行は『振れながら上がって』いきます。
一昔前は素敵な柄物が少なかったので無地が流行り、
でもやっぱり無地はつまらないとなると今度は柄物が増えてきます。
でもその時に出てくる柄物は、一昔前よりも洗練されて登場してくるのです。
そしてそれはロールスクリーンも同じ。
一昔前はセンスの良い柄物があまりありませんでした。
その関係でメーカーのカタログは無地が大半を占めるようになりました。
そして今、各メーカー共にセンスの良い柄物が増えてきています。
以前、ある幼稚園の先生と話していた時にこんなことをおっしゃってました。
『欧米のおもちゃは子供向けではあるんだけど、決して子供だましじゃないのよね』
S様のお選びになったロールスクリーンもまさにそう。
日本のデザインもここまで来たんだなあと思うほどです。
出来上がりを楽しみにお待ちくださいね。
 
 
 

N様のキッチンのシェード

N様のお宅に写真撮影に伺いました。
上の写真はシェードの上に付けたバランス用レール。
そのまま使うと105㎜の奥行きが最短ですが、
私が作りたかったのは90㎜の奥行のバランスです。
そこで、『15㎜しか違わないから105㎜でいっか』とせずに
『何とか90㎜に出来ないか?』と考えてしまうのが悲しい性です(笑)。
大抵の場合、何らかの方法があるものです。
今回もちょっと工夫して最短寸法よりさらに短くしました。
事前に可能なことを確認してから縫製指示書を書き、
必要になるボルトナットを購入して前々日に仮組み。
当日はスムーズに取付ることが出来ました。
カーテン工事をしていると分かるのですが、
普通にそのまま付けて終わる現場って案外少ないものです。

I様工事完了です

こちらは以前ブログで紹介したI様の洋室。
無事に違和感なく仕上がりました。
カーテンは一般的な両開きですが、タッセルに気配りがあります。
表と裏であえて柄位置を変えてあります。
 
横ボーダーの生地はタッセルとの柄の位置関係が重要になります。
でも、作り手は施工をする人がどの位置に房かけを付けるのか分かりません。
そこで柄を表裏変えることによって、違和感の無い側を選んで使うことが出来ます。
 
 
今回はベージュのボーダー側を表にしました。
 
 
 
 

U様プランニング

U様のプランニングが完成しました。
玄関の赤の照明から洗面所のブルーのモザイクタイル、
そしてリビングと続き間でイメージを区切りたい洋室まで、
テイストを変えずに色が自然に流れていくように…。
途中何度か挫折しそうになりましたが(苦笑)、
N様のお向かいで仕上がりもご覧頂いてますので、
ご期待に添えるものをご提案したいと思っていました。
良い感じで出来たと思います。

2014年7月27日日曜日

完了報告書

昨日施工したガラスフィルムの施工完了報告書を書いています。
販売時にはどうしても価格や性能、施工箇所のお話が中心になってしまいます。
施工時にお客様はご不在でしたので、
施工や今後についてのご説明をまとめました。
ちょっとしたことですが、こういうことが大事だと思っています。
 
 
 



シェードのチェーン

こちらは本日納品したN様のシェード。
アクセントクロスと生地の色に合わせてボールチェーンをブラウンに。
厚地だけのプレーンシェードの場合は幕体を上げている時が多いので、
チェーンの色って結構重要です。
チェーンの長さは幕体が下降途中でも生地がチェーンの輪っかに
乗っかってしまわないように幕体よりも少し長めに。
こうした小さな配慮の積み重ねが全体の仕上がりに大きく影響します。

2014年7月26日土曜日

N様、S様積み込み完了しました

明日は一日カーテン工事です。
2か月前に買い替えた工事用の軽バン。
買ってすぐに鉄工ドリルで穴を開けてアンカーを埋め、
後にも取っ手を付けてバーを渡してあります。
後の荷台も自作です。
こちらは商品が傷つかないようにフェルトを貼ってあります。
カーテン屋ならではかもしれません。
さて明日はN様とS様のご新築工事。
天候が心配ですが、お客様に喜んで頂けるように頑張ります。
宜しくお願いします。

新色

バンブーブラインドにホワイト系の2色が追加になりました。
私としては最もして欲しくなかった改編で、残念な気持ちでいっぱいです。
カタログを見ながらずっと『これはないよな…』とため息をついてたら、
スタッフに『いつまで言ってるんですか』と怒られてしまいました(苦笑)。

バンブーブラインドはとても素晴らしい商品です。
ナチュラル寄りではない純和風や、
モダン系ではない温かみのある和テイスト、
アジアン、少しレトロなイメージのお部屋にも合います。
これらは木製ブラインドではカバーできないテイストです。
当店では色々なインテリア写真をネットからピックアップして、
これは木製ブラインド、これはバンブーブラインドと、
その使い分け方を皆で統一化する場を設け、お客様に販売してきました。
そして、『決して木製ブラインドより安いという理由で勧めない』事をルールにしてきました。
それはこの商品の良さを活かし、お客様にも知って頂きたかったからです。

今回の改編は非継続となった木製ブラインドのエコタイプの受け皿的役割を
バンブーブラインドに担わせることが目的だと思います。
白系を2色増やしたのはそのためでしょう。
そしてそれは、当店が取り組んできたことと正反対の内容です。
当初、白系の色がなかったことも同じ理由だと思います。

白という色は普通に塗ると木の地色が見えてしまうので、
キッチリ塗らないといけません。
新色のバンブーブラインドには美しい竹の木目は見えません。
色のばらつき感が醸し出す独特の雰囲気もなくなるでしょう。
そして、『バンブーブラインドは木製ブラインドでは出せない良さがあるんです』ではなく、
『バンブーブラインドは木製ブラインドより安いんです!』という
セールストークをメーカーが認めたことになってしまいました。
本当に残念でなりません。

2014年7月25日金曜日

綺麗な曲線

縫製担当のart-k後藤です。


今日も良い曲線、出てます!

2014年7月24日木曜日

M様 現場打ち合わせ準備




私は店から30キロ離れたところから通っているのですが、
お客様とそんな話になると『旅ですね』と言われます(笑)。
自分にとっては気分転換になる程よい距離で、
この時間にぼんやりとプランを考えることもよくあります。
あの窓をこうして、この窓をこうすると…あ~あの窓がダメか~…とか、
あの窓をこんな風に変えてこの窓を合わせたら…う~ん…合う生地が無いなあ、とか。
生地をそのまま使うことが少ないので、
机に向かってプランを煮詰めていく前の下準備が必要なのです。
M様の場合は、3往復+机の前で10時間位でしょうか。
テイストを変えて2パターン。
良いプランが出来たと思います。
明日、宜しくお願いします。

2014年7月22日火曜日

O様発注しました

 
こちらはご新婚のO様ご夫妻のカーテンの発注書。
200㎝のレールが付いていることを活かして、
サイドボーダーのカーテンをお作りします。
右に書いてある注意書きはジョイント位置について。
アートケイさんは書かなくても配慮してくれるのですが、
東京から電車でお越しいただいた奥様のご期待に添えるように、
発注書もきっちりと。
O様、出来上がりを楽しみにお待ちください。
 

センチメンタル寄り道



仕事で時々通る道ではありましたが、
何となく曲がるのを躊躇して止めていた場所。
午後の仕事まで少し時間があったからか、
何となくそんな気になったのか、今日は曲がってみました。
20年以上前、私が今とは違う仕事をしていた場所。
昔話の流れで当時の事にふれることはあっても、
それ以上話すことはずっと避けてきました。
上手く話せないこともありますし、
言葉にすることに躊躇もありました。
自分にとっては宝物のような3年間。
20年振りに訪れたその場所は、溜め池になっていました。
今でも強者になれない僕の夢の跡。

2014年7月21日月曜日

U様プラン中



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本日現場打ち合わせをしたU様の生地を探し中です。
柄合わせがしにくいという理由で、これまで少なかった横段のレースも
最近は増えてきました。
それでも、ドレープとの柄の組み合わせや素材感、
幅の広い窓に適したボーダーのピッチ、
そしてご主人の好きなお庭が見える透け感を条件に入れていくと
かなり限られてきます。
当店の展示サンプルには適したものがなく、
これまで取り寄せた生地サンプルをごそごそと引っ張り出して探しています。
それとは別にカタログから合いそうな生地も手配しました。
縁側の大正ロマン風バージョンも考えてみますので、
次回のお打合せを楽しみにお待ちください。