2017年6月16日金曜日

インテリアライフスタイル展


昨日は午前中にフジエテキスタイルさんで勉強会の後、
(またその話は後日)
インテリアライフスタイル展に行ってきました。
会場入り口でスタッフと別れ、
私はファブリック系をメインに、
スタッフには家具・雑貨系をメインに回ってきました。
とは言っても、歩いていると色々なものが目に飛び込んでしまうので、
ついつい足を止めてしまうのですが。
なんとなく感じたのは、
明確過ぎるもの、
例えば使用頻度や性能が数値で表せたり、
キャッチコピーの強さだったり、
緊張感を強いる類の機能美だったり、
そういうものが少なくなったのかなあ、
ということでした。
もちろん、この展示会はそういうものを目的としてはいませんが、
商品の個性やバラエティは格段に増えているのに、
情報の強さと多さに疲れることがないというか、
そういう印象がありました。

ただ一つ、私にとって異彩を放っていたのが
ホテルをイメージしたブースでした。
「ホテルみたいにしたい」というお客様のご要望が多いからだと思いますが、
う~ん、どうなんでしょう。
仮にそのお客様に印象に残っているホテルがあって、
その客室の写真を手に入れて似たインテリアで部屋を作ったとして、
それはお客様が望む空間になるのでしょうか?
それよりも、なぜそのホテルが好きなのか?という理由の方が
大事なのではないかと思います。
「ホテルみたいにしたいってお客様多いでしょ?
だから作りましたよ。いかにもホテルにありそうなもの」っていう
作り手のメッセージが強すぎて、
僕はブースの中には入れませんでした。

肝心のファブリックの方は、
色々と収穫が大きかったので、
是非お客様にご紹介していきたいと思います。
お楽しみに!

ツキイチ勉強会 ~ニチベイ編~

毎月1回行っている勉強会、
先月が諸事情により出来なかったので、
今月は2回行いましたので、ここでご報告。
1回目は、ブラインドのトップメーカー、ニチベイさんの相模工場。
「相模?」
そうです、ニチベイさんのメイン工場は愛川町の工業団地にあります。
私は5年前に一度見学しているのですが、
スタッフにも見てほしくてお願いしました。

実は私、メカ物にはかなり関心があり、
つい最近某社の営業さんとある商品の話になった際に、
「御社の商品はプーリーのギアを小さな2つのギアで伝えてるんだよね。
だから軽いのかもしれないね」などと言って驚かれ、
「新商品が出ると分解しちゃうから」と言ってさらにドン引きされました(笑)。
そんなメカ物マニアの私が、
物作りへの姿勢に感動して帰ってきたのがニチベイさんの工場だったのです。
内容は企業秘密に触れてしまうといけないので、
ちょっと…まあ…その…是非皆さんも行ってください!ということで(笑)。

ニチベイさんに限らず、
日ごろ私たちが販売する商品はかなり大きな企業が製造しています。
そうした企業が「物を作る」とはどういうことなのか、
それは安売りされているものとどう違うのか、
お客様に「一流メーカーですから」と説明するのであれば、
何が一流なのかを私たち販売側は知っておくべきだと思います。
知れば売上が上がるなんてことはないかもしれません。
でも、そういうことではなくて、
販売している以上、それを知ることは私たちの責任だと思うのです。
これまでトーソーさん、タチカワさん、ニチベイさんの3社に
勉強会をお願いしましたが、
どのメーカーさんも、絶句するほどディープでシビアな世界で
物作りをしています。
その世界をもっと色々な方に知って頂ければ良いなあと思っています。



2017年6月14日水曜日

プロセス

















本日納品させて頂いたN様。
お手頃価格の均一カーテンからお選び頂きましたが、
そこは当店らしくキッチリと。
いつも通り、お部屋のイメージをお聞きして
窓の構成やサイズに合わせてご提案致しました。
もちろん、採寸にも伺っています。
当店はカーテン屋ですので、
買って頂いたカーテンがお部屋を素敵に彩ってくれることを
願っているのですが、
それと同じくらいプロセスも大事にしています。
それが専門店の役割だと思っています。

2017年6月13日火曜日

高いタッセル


と言っても、価格ではなく位置のお話し。
K様のカーテンは上部に柄を持ってきた切替カーテン。
この場合、一般的な位置にタッセルを束ねると
「間延び」してしまいます。
そこで、通常よりもグッと高い位置にしました。
同じようなケースでもカーテンの持つ雰囲気によって、
このようにしないケースもあります。
あくまでも主観的で感覚的な問題かもしれません。
でも、こういう感覚をお客様と共有できるのって、
とても嬉しいことです。
K様、この度はありがとうございました。

2017年6月12日月曜日

クロスの現調

















M様のクロス工事の現調に伺っています。
現場はまだ大工さんが施工中でした。
国産のクロスは92㎝巾で
在来工法のモジュールと 合うようになっています。
そのため、「天井までが〇本」、「80㎝が〇本」と計算していきます。
今回は柄リピートがありますので、
その分も計算して正確な用尺を出し、
施工するクロス屋さんに指示書を書いてFAXします。
材料によって仕事の内容も様々ですが、
出来上がりが楽しみなのは同じですね。

2017年6月11日日曜日

K様ブラインド工事


K印刷様の工場のブラインド工事です。
排煙窓が内倒しのため、 アルミサッシに取付けます。
暑さ対策にきっと役立ってくれると思います。

2017年6月9日金曜日

N様の生地、出荷しました

N様の主寝室の生地が入荷しました。
本日、当店からアートケイさんへ出荷します。
柄位置の件は発注書とは別に詳しく書いてFAX済み。
週明けに改めてご相談を致します。

2017年6月7日水曜日

K様発注しました。

以前、当店でカーテンをご購入頂いたK様、
今回は寝室のご注文を頂きました。
お選びになったのはベージュ&ブラウンのナチュラル系の生地。
寝室というお部屋の用途や
置かれている家具との調和を考えてのセレクトですが、
K様ご自身はちょっとカワイイ感じがお好きな記憶がありました。
そこでご提案プランも、そのイメージに。



無事にOKを頂き、アートケイさんに送った発注書がコチラです。















生地は既にアートケイさんに到着済み。
これから製作に入ります。

2017年6月6日火曜日

モロカン、+PLAN風



モロカン風のペイズリーと、
ビンテージ風なのに高級感のある無地の組み合わせ。
その間には同じシリーズの別生地の一部を
横取りしてポイントにしました。
ご新居を購入されたけっかけを伺うと、
「たまたま最後に売れ残りがあって」と
ご主人はおっしゃっていましたが、
きっとその言葉はご主人なりの謙遜で、
自分が提案するからには、
ご家族の大きな決断に見合うものを、
お客様が好きな生地をちゃんと使って、
そして、当店らしい高くならない手法でご提案したいと思っていました。
ご採用頂いて、本当に嬉しく思っています。
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2017年6月5日月曜日

メカ物の発注

S様の発注をしました。
ブラインドやロールスクリーンなどの、
いわゆる「メカ物」を発注する際の私なりの約束事は、
取付高さではなくチェーン(コード)の長さを書くことです。





















取付高さを書くとメーカーさんの基準で出来上がってきます。
でもこの寸法はあくまでも、
どのような場合でも問題が生じない最大公約数的な基準です。
そのため、それぞれの現場や家具の配置、
お客様の身長などによっては不便になるケースもあります。
ちょっとしたことですが、大事なことです。



2017年6月4日日曜日

T様のシェードメカ


T様のシェードの発注書です。
上の段はリビングのシェード。
クロス巻込みの窓に天付けしますので、
標準のホワイト色を使います。
下の段は寝室です。
深い紺色のクロスに正面付けしますので、
こちらはブラウン色のメカを使います。
厚地のシェードは上げておくことが多いので、
白だとチェーンが目立ってしまうからです。
プランも考え抜きましたが、
こうした細部もきっちりと指定してお作りします。
するい¥

2017年6月3日土曜日

W様も着々と





















厚木市のW様のカーテンも、着々と入荷しております。
今回、カーテンをお付けするのは1部屋ですが、
事前にお部屋を拝見し、スタッフとも話をしながら
ご提案生地を選びました。
畳のお部屋にあう、エレガントクラシックなカーテン、
きっと良い感じになると思います。
お届けまであと少しお待ちください。

2017年6月2日金曜日

息子のバイクで走り出す

高校生時から30歳近くまで、ずっとバイクに乗っていた。
バイク乗りは車に乗ってはいけないものだと思っていたので、
社会人として色々と困ったことが発生し、色々と考えて降りた。
いや、考えたのは当時の上司で、
強制的にバイク屋に連れて行かれて、売った。
(今は感謝してます)

数年後にスクーターに乗る機会があり、
「まあ原チャリだし」と思っていたが、その予測は甘かった。
走り始めるとあまりの楽しさにちょっと気分が悪くなってしまい、
途中の公園で横になった。
あれ以来、バイクというものには跨るのも止めた。

当時からずっと思っていたことがある。
そんな僕に子供が出来て、もしバイクに乗りたいと言ったら、
自分はなんて言うのだろうと。
反対するのだろうか?
それとも親らしく、ちょっとした小言も混ぜながら渋々OKするのだろうか?
答えは、そのどちらでもなかった。

僕は……………息子以上に盛り上がった(あ~~)

友人のバイクショップに一緒に行き車種を相談し、
どんな風に仕上げるのか息子と夜な夜な話した。
息子に好きなイメージを聞いて、
少ない予算でいかにカッコよく仕上げるかを企むのは楽しかった。
「そうくるか!」って感じに仕上げたかったし、
「そこ変えるか!」ってトコロにこだわりたかった。
僕のじゃないので、あくまでも息子のイメージでだけど。

そんなこんなで納車から数か月。
納車の時に100m位乗ったきりだった息子のバイクに乗って、
2時間ほど出かけた。
何となくそんな気になったので。
走りながら「あ~、バイクってこんな感じだった」と思った。
右手を捻った時に感じるピストンが動く感じとか、
左足をあげた時に感じするギヤが入る感じとか。
それら全てが適度な精神的距離で感じられて、
そんな風に自分が感じられたことも、なんだかとても良かった。

今度はもう少し遠出してみようかな。
原チャリだけど。