2015年3月9日月曜日

H様発注しました

こちらはH様の発注書。
ベランダ側の大きな窓はお選び頂いた柄物の生地を
そのまま付けますので良いのですが、
2つの腰高窓は色々な生地を組み合わせるので、
発注書も複雑になります。
縫製仕様のポイントは裾。
この生地のみ100㎝巾なので、そのまま使うとジョイントが出来ます。
白とグレーにはジョイントは出ませんので、それは避けたい。
そこで生地を横方向に取って上下に2段取りします。
余った生地は全てクッションに。
大きな窓に使う綿麻のプリント生地でもクッションを作りますので、
是非その組み合わせもお楽しみください。
 
 
 

2015年3月8日日曜日

F様子供部屋のカーテン

F様のお嬢様のお部屋の仕様を決めています。
カーテンとテープはお選び頂いた物と違うのですが、
こうして実際の仕上がり丈と同じ寸法でチェックします。
中央がグシャッとなっているのは、タッセルで絞った跡です。
リボンをどの高さに縫い付けるかを決めているのですが、
タッセルで縛った時の位置関係も重要だからです。
そしてタッセルはコチラ。
 
こちらも実際の生地・リボンとは違うのですが、
現物と同じサイズで確認します。
カーテンの生地の厚みとヒダ倍率を考えてタッセルは少し短めにし、
テープの縫い付け位置とリボンの大きさは、
デザインを担当したスタッフに決めてもらいました。
リボンを結ぶと一部に裏側が見えてしまうので、
そうした点も発注書には書き添えます。
本日全ての発注を終えました。
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2015年3月7日土曜日

位置チェック

本日現場打ち合わせに伺ったF様の仕様を決めています。
ドレープに縫い付けるコットンリボンと、
レースのボーダーの位置関係のチェックです。
まずは、生地の耳と巻きロック分を考慮しつつ、
レースのサンプルを仕上がり寸法にカット。
レースのボーダーと同じ高さで、
尚且つドレープに縫い付けるコットンリボンの丁度良い高さを探します。
イイ感じの位置関係ですが、
念のため縮尺を合わせた絵を書いて全体像も確認。
こちらもイイ感じです。
明日はスタッフと子供部屋の仕様を決める予定です。
 

オレンジいろいろ

こちらはW様用のオレンジの無地。
素材感や色の具合も考えながら、スタッフがセレクト。
今日はこの生地を基にプランミーティングをしました。
メインは2パターン。
そこからちょっと変化させた内容も含め、4パターンをご用意しました。
日曜日、宜しくお願い致します。

K様プランニング中

もういっそのこと、カタログの収納場所は事務所の床にしてしまおうか?
という位、日常的な光景です(笑)
伊勢原市のK様の生地を探しています。
スタッフと私でエレガント寄りとクラシック寄りの2パターンを作成中。
だいたいの感じは決まって、サンプル手配も済ませました。
あとは細部の詰めです。
気になりそうな点を確認して、明後日にプランミーティング。
テイスト、透け感、窓構成とのバランス、お客様のお好みなど、
色々な事を考えながら意見を出し合います。
良いものが出来るよう、頑張ります。
 

2015年3月6日金曜日

H様プランニング中

いつものことながら全てのカタログを引っ張り出して、
生地を探しています。
いつものことながら、一度は『これかな?』という生地を見つけながら、
実はもっと合う生地があって見逃がしてるんじゃないかと再確認です。
そして、見つかりました。
土曜日にサンプルがお店に入り、プランの最後の詰めをします。
日曜日、準備万端でお待ちしております。

2015年3月5日木曜日

寄り道

今日は相模原で納品の後、国立市の取引先へ。
ちょっと時間が空いたので、調布で友人のTが営むバイクショップに寄りました。
会うのは多分、10数年振りです。
26年前、彼と僕は同じシドニーの日本レストランで働いていました。
お互いにバイクでオーストラリアを一周することを目的に来て、
僕は失敗し、彼は成功していました。
彼は僕の事を『失敗男』と呼び(笑)、
僕は思いつく限りの悪態で言い返す仲でした。
帰国後は彼がまだ従業員だったそのバイクショップで、
夜中までお互いのバイクを整備をして、色々なところへ走りに行きました。
伊豆や奥多摩、筑波や菅生と言ったサーキット・・・。
それから数年して僕は結婚することになり、
当時の上司に『お前、貯金もないのに大丈夫か?バイクどうすんだ?』と聞かれて、
『バイクはそのまま…』と言った直後にバイク屋に連れて行かれて、
『コイツがバイク3台売りますから』と強制的に売られてバイク人生を終えました。
自分では止められなかったから、それで良かったと思っています。
Tに『オマエ、もうバイク乗らないの?』と聞かれて、
『う~ん、ほどほどに乗るって出来ないしなぁ』と答えましたが、
そう聞かれて初めて、自分にもう乗る気持ちがないことに気付きました。
今日までずっと、自分はその気持ちを抑えていると思っていたのに。
もしかしたら今の方が昔よりずっと、楽しく乗れるかもしれない。
趣味ってきっと、そういうものですよね。
買うお金ないけど(笑)

少し長めに(その2)

こちらは二宮町のH様の採寸表です。
発注の際に気になったのは、スタッフが測ってきた房掛けのビス位置。
208㎝の仕上がり丈で、102㎝の上ビスは少し高めです。
イメージは少しエレガントでアンティークの入ったアジアン。
腰高感のあるタッセル位置は似合いません。
そこでタッセルそのものを少し長めに指定して発注しました。
細部まできっちり確認してきれいに仕上げますので、
楽しみにお待ちください。

2015年3月4日水曜日

少し長めに(その1)

レールを窓枠内にダブルで天付したF様のリビング。
外からの出入りの際にお子様が怪我をされないよう
お勧めしたのがこちらの房かけです。
出幅が22㎜と小さく、丸型なので一般的な形状より安全です。
ただし一つ問題が・・・。
直径が30㎜あるので通常のタッセル紐ではひっかかりません。
そこで、ちょっと長めに指定しました。
良い感じの掛かり具合です。
 

2015年3月3日火曜日

プランミーティング

当店では私とスタッフ間でプランの内容を話し合うミーティングをしています。
1つの現場で2回はやっているですが、
その際必ずしていることは、店のスケジュールに組み込む事です。
そうすることで話す側は自分なりの意見をまとめ、
聞く側もそれまでの経緯を確認して臨みます。
ちゃんとしたミーティングと位置付けることで、
雑談ではなく真剣な意見交換の場になるからです。
私の意見が却下されることも普通にありますし、
頑張って考えていたからOKしちゃおうか…なんてこともしません。
仕上がりを少しでも良くするために忌憚なく話し合います。
そんな風に話せるスタッフが居ることは、本当にありがたいことです。
今日は小田原市のO様と湯河原町のF様のプランミーティングでした。
良いプランが出来たと思います。
現場打ち合わせの際にご紹介致します。

T様生地探し

スウェーデン製のハンガー(IKEAで買ったとも言う)に
掛けられているのは本日届いたサンプルです。
『この生地なら合いそうですね』とお話ししたサンプルを取ってみたら、
どうもイマイチだったので、再度探し直してみました。
これならいい感じに出来そうです。
次回、現場打ち合わせの際にお持ち致します。

2015年3月2日月曜日

相談しながら

A様が和室にお選びになったのは、
ポルトガル製のこちらのシアー。
 
 
『和室の提案の幅を広げよう』が今年のテーマになっている当店ですが、
この仕事をしている故に抜け出せない部分もあります。
固定概念に捉われないA様だからこそ選べた生地だと思います。
気になったのは裾の処理。
折り返しでは柄の重なりがきれいではありませんし、
これだけ凹凸のある刺しゅうをキレイにロックできるのだろうか?
という心配もあります。
発注書には明確な指示は出さないことにしました。
 
 
生地が届いて、実物をアートケイさんに見て頂いた後に、
相談しながら決めたいと思います。
こういうことが出来るのもアートケイさんならではです。

2015年3月1日日曜日

決め手はラジオフライヤー

A様の子供部屋、テーマはトリコロールでした。
2つのプランの内、お子様が選ばれたのは
裾に縦ストライプを使ったこちらのプラン。
ご両親の影響もあって、カーテンにも興味津々の男の子。
接客をしながらずっと、『子供ではなく、一人の男性としてお話ししよう』と思っていました。
インテリアを重要視してくださる方は、私たちが最も大事にすべき方です。
価格や年齢は関係ありません。
だから彼が納得してくれるまで、焦らせないよう時間をかけて説明しました。
こちらに決まった理由はお気に入りのラジオフライヤー。
ずっと窓の近くに置くということが分かり、
赤の裾のプランではなくこちらのプランに。
楽しい仕上がりになると思います。