2014年6月10日火曜日

サイズをデザインする

I様のカフェカーテンのサイズを決めています。
シンプルな作りですが、ヒダ倍率、仕上がり丈、耳立ての高さなど、
『決まり』がないだけに、作る際はあれこれと迷います。
以前、業界の大先輩に別のカーテンの件で質問した時にこんなことを言われました。
『サイトー君、サイズもデザインなんですよ♪』
この言葉は、その後ずっと僕のテーマになっています。
サイズを決めるというのは、
単に発注書に数字を書くことではなくデザインを決めることなんだということ。
そして、分からないからと簡単に聞かずに、調べて悩んで迷って決めてみること。
そのプロセスが無い限り何も覚えられないということです。
今回のカフェカーテン、
他のアイテムとのバランスと部屋の構成(外から見た時)によって高さを決め、
テイストの違いによって耳立ての高さを若干変えました。
ヒダ倍率も微妙に変えています。
良い感じで出来ると思います。
 
 

2014年6月9日月曜日

K様工事準備

既にレール先行工事をさせて頂いたK様の工事準備が完了しました。
私が現場打ち合わせを終えて店に戻ってきた時には、
既に出荷チェックを終えてスタッフがまとめてくれていました。
段ボールの上に置いてあるのはノベルティで差し上げているポケットティッシュケース。
東日本大震災で被災した南三陸町の復興支援活動の一つです。
小さな事しか出来ませんが、続けていきたいと思っています。

2014年6月8日日曜日

Y様発注しました

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

こちらは日本三大祭りの一つ、ヤマザキ春のパン祭りのお皿です。
最近、夜食に冷凍パスタの多い私が、
買いに行くのが面倒なので紙のお皿を洗って使いまわしている姿を見るに見かねて
スタッフが持って来てくれました。
 
店の方はブラインドやロールスクリーンをメインにした現場が続いており、
『メカ物祭り』のようになっています。

こちらはY様。
受注内容を何度も確認し、発注書入力して印刷する前に再度確認し、
印刷したものをさらに見落としが無いか最終確認して、
資料に書かれた情報を蛍光ペンでチェックしていきます。
10台分の特注品を受注するということは、
とても神経を使うことなのです。
決して馴れてはいけません。
 


2014年6月7日土曜日

N様工事完了しました

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
全室メカ物をお選びになったN様邸です。
静岡のご両親に見ていたければと思いアップ致します。
メカ物はカーテンに比べると発注が簡単と思っている方も多いのですが、
実はそうではありません。
商品の特徴や窓の種類によって最適なサイズを決めるのは経験が必要です。
プリーツスクリーンは仕上がり巾を窓の内寸から4mm引くか9㎜か、
ブラインドの丈は仕上がり枚数が1㎝長いサイズと同じか短いサイズと同じか枚数を計算し、
昇降コードの収縮も考えながら最適な寸法を出しています。
全窓バッチリと決まっております。

R様プリーツスクリーン発注しました



吹き抜けに5台のプリーツスクリーンを取り付けるR様の
発注が完了しました。
出入り口のドアだけはお打合せ通り15mm。
網戸の枠が入っていますので、
ピッタリすぎると逆に操作がしにくくなります。
その枠で本体の両端が隠れることを活かして、
どこまで『甘く』しても大丈夫かを何度も考えながら寸法を決めました。
取付日を楽しみにお待ちください。
 

2014年6月5日木曜日

正解があるとすれば

縫製担当のart-k後藤です。

カーテンの柄位置

生地は十分にあり、あとは「どの場所で切るか」ボクの判断のみ。

出来上がりをイメージしながら色々な場所を想像する。
一番目立つ柄は上下どの位置?柄を上で切る?下で切る?上下均等に?
柄だけで無く芯地の位置や裾の折り返し、それに付随する縫い目の位置まで柄と照らし合わせる。

正解は1つじゃない。

正しい答えを導く成功の方法があるとすれば、お客様へお納めするという姿勢を持つこと、

そしてもう一つ。



この生地もイイね~(´¬`)


という、涎が出るほどの 好き度の高さ。
この湧き上がる情熱に勝るモノは無い・・・ハズ。


生地フェチですどーも。


N様プラン完成しました


厚木市のN様のプランを仕上げました。
ご希望のスワッグバランスをご予算の範囲内に入れるのは難しいかなと思いつつ、
でもやっぱり色々なプラン、生地で試算してみた結果でないといけません。
と同時に、N様にとってスワッグが象徴するものは何だろう?
と考えながら次のプランを考えます。
そうでないと、単なるご希望以下のプランになってしまうからです。
代替えではないプラン、出来ました。


2014年6月4日水曜日

M様発注しました

細かな縫製仕様はお任せ頂いたM様の発注をしました。
リビングのこちらのレースは、ジョイントありのウエイト巻ロックです。
小さな出窓にも使いますので、
丈に対する折り返し分が大きいとバランスが悪いため、
大きい窓も同じ裾仕様にしました。
上部の山は小さい出窓はフックも少し小さめのものを使います。
 

子供部屋のレースもウエイト巻ロックです。
こちらはロックに使うウーリー糸を柄の色に合わたピンクで作ります。
 
その他、1.5倍・2倍ともに価格が同じ窓は柄の大きさや特徴、
他のカーテンとのバランスも見ながら慎重に決めさせて頂きました。
素敵なお部屋になると思いますので楽しみにお待ちください。
 


T様発注しました

当店のご提案(http://plusplan.blogspot.jp/2014/05/t.html)でご注文を頂いた
T様の発注をしています。
お見積もりの時点で、
シェード、カフェカーテン、カーテンの3種類を1巾で作り、
それぞれに合う柄位置と柄合わせ分も考慮の上で要尺を計算していますが、
これを加工所さんに分かるように伝えなくてはいけません。
口頭では無理ですので、このように割り付け図を書いて送ります。
それでも受ける側はそれまでの過程を知りませんし、
生地の現物も見ていませんので、不十分だったりします。
一発勝負のオーダー品を作るという事は、それだけ神経を使う作業なのです。
あ、携帯が鳴ってる(笑)   
*ただ今深夜1時です
 

2014年6月2日月曜日

2つの窓を完璧に仕上げるという事
















畳スペースが一段上がった横並びの掃き出し窓にカーテンを付ける場合、















エアコンを業界最小の富士通にして梁と入隅の間に入れて装飾レールを付けるか、
お客様ご希望のダイキンにして梁下に付ける代わりに機能性レールにするかを相談し、
ダイキンになったので、僕はダイキンのお客様相談窓口に電話して
本体高さとスラットが下がりきった時の寸法と壁からの出幅を確認して
レールの取付位置を決め、
















レースはドレープの柄に合わせて横使い縦ストライプを縦取りにして
横ボーダーにする提案をして、
発注書を書くとそれを見たアートケイさんから位置関係を確認する電話がきて、
段違いにならないように『上から柄合わせ』をしてくれて、






























裾のボーダーは柄位置を合わせるのではなく、
違和感がないようバランスを取った方が良さそうという
ゴトー君の提案でバッチリ収まり、





























タッセルはお好みで選べるようにボーダーと無地部分が裏表になるように柄取りされています。

2つの窓を完璧に仕上げるというのは、とても大変です。







今日も

縫製担当のart-k後藤です。

今日も+PLAN & art-kクオリティ~な柄位置、デス。

2014年6月1日日曜日

I様プラン修正中















本日お打ち合わせをしたI様のプランを修正中です。
既にバーチカル&シェードのプランはOKを頂いているのですが、
色優先で他のメーカーさんでのプランも作っています。
『妻に任せてたんですけど、カーテンって楽しいんですねえ!』と
ご主人がおっしゃってくださったので、
頑張ってご期待以上のものを作りたいと思います。

A様発注しています

ひょんな話の流れから二人の息子さんの話で盛り上がってしまった
A様の発注をしています。















裾スカラップの刺しゅうレースは、
生地の両端をどの部分になっているときれいかという問題もありますので、
要尺も少し多めに取ります。
こちらは、30近くになるまで車の免許も取らずにバイク生活に明け暮れた某息子と、
2年間もアメリカで今と関係ない仕事の勉強をしていた某息子の紆余曲折コンビでお届けします。