2014年1月28日火曜日

出荷準備

縫製担当のart-k後藤です。


両方のシェード共にあれこれと、ちょっと難産でしたが無事に。
後はサイトーさんが喜ぶ姿を想像して出荷します(笑

お客様も喜んで下されば幸いデス。

2014年1月27日月曜日

O様発注しました

 
こちらはO様にお選びいただいた刺しゅうレース。
腰高窓からどの位下げると柄との位置関係がきれいか確認しています。
窓からの垂らし分は窓や柄の大きさ、他の窓とのバランスなども関係してきますので、
一律に〇〇㎝と決められません。
お客様から施工後に何らかのご指摘を受けたことはありませんが、
こうした小さな積み重ねが全体の仕上がりに影響します。
ただ数字だけを書くシンプルな縫製指示書も、
手間がかかっていない訳ではありません。
シェードの方は生地の取り方、柄位置指示、残布で作るカフェカーテンや
座布団カバー、前幕・後幕の指示寸法など細かな指示がギッシリ。
一枚書くのに1時間かかりました(苦笑)
どちらもバッチリ仕上げますのでお楽しみに。


2014年1月26日日曜日

K様発注しました


生まれてくる赤ちゃんのためにカーテンを新調されるK様。
いくつかの生地で悩まれていたので、
『子育てはお母さんが一番大変ですから、
 K様が心和む生地にされたらいかがですか?』
とお話したらちょっと悩んで、
でもやっぱり産まれてくる子のことを考えて選ばれました。
お母さんは偉大です。
海外取り寄せ品ですので通常より少し納期がかかりますが、
楽しみにお待ちください。
私から初めて電車に乗るとってもかわいい女の子の動画をプレゼント。
大変ですが楽しくて感動の毎日ですよ。

2014年1月25日土曜日

一押しアイテム

メーカーのショールーム等でサンプルを選ぶときは、
「あ、これいいね」「あれも素敵ですね~」などと
会話をしつつ選ぶのですが、
ショールームに入った途端にアドレナリンが出まくりで、
スタッフ共々一言もしゃべらずに
数十分間ひたすら無言で選び続けたのがコチラ。
カーテンやタッセルなどに付けるトリムです。

カジュアルな感じやカントリーに…

エレガントも、大人向けからキュートまで…

こちらは幅広タイプ…
最近人気のエスニックも…
 
ただただ楽しいです。
見ているだけでワクワクします。
ちなみに立てているのは、
わざわざホームセンターで買ってきた木材を塗装して作った苦心作。
当店の今年一番のお勧めアイテムです。
 


 

2014年1月24日金曜日

生地のジョイント

縫製担当のart-k後藤です。

2色の生地を切り替えるボーダーの仕様。芯地を貼り付けた場合。
写真の都合で縦向きですが、実際にお作りするのは芯地付きのフラットバランス。
裾にボーダーとして生地の切替を。

右と左では繋ぎ方は同じでも縫い代の長さ・倒す方向を変えています。

何年同じ事をやっていても「どちらが良いかな?」と生地によって悩むことがしばしば。
そんなときは悩む前に試作して、現物で仕様を決めています。

左は表にうっすらと縫い代が浮き出てしまいますので、今回は右側で!


2014年1月23日木曜日

ソファ張替えの現調
















今日は定休日と言う名の、普段やれない仕事をする日です(笑)。
午前中は取引先工務店さんと打合せ。
午後は帳簿と伝票と格闘して、
夕方からはソファの張替えの現調に行ってきました。
ソファや椅子の張替えは、内装関係で最も受注率の低い仕事と言えます。
依頼される方の殆どは安く済ませたいというのが理由ですが、
今貼ってある生地をはがして、状況によってはウレタンを交換し、
再度型を取って貼りなおさないといけません。
結果的に、新品を購入された方が安くなってしまう事がほとんどだからです。
そしてそんな理由から、今もっとも職人さんのいない仕事の一つです。
建築業界でも50代以上の職人さんが7割位を占めており、
20年後には深刻な職人不足が懸念されています。
なぜ皆辞めてしまったのか?
なぜ新しい人が入ってこないのか?
お父さんはなぜ息子に『跡を継げ』と言えないのか?
真剣に対策を考える時期になっていると思います。

2014年1月22日水曜日

無地の生地

縫製担当のart-k後藤です。

写真は裁断の1コマ。
柄のない無地の生地は、目印になる物がないので真っ直ぐに切るのが難しいです。
ですから、丁寧に緯糸(よこいと)を引いて糸目に沿って生地を切ります。
糸目が斜めですと、長くお使いになるうちに型くずれしてしまう事があるんですよね。

また生地毎の状態にもよりますので、全てがこの方法というわけでも無いです。

2014年1月21日火曜日

O様発注してます




柄物のシェードと無地のカーテンを組み合わせたO様。
バランスはジョイントが出来ないように、縦使い生地を横方向に使います。
そのままでは余りがたくさんできてしまうので、
色の組み合わせや生地の取り方を工夫してロスのないようにします。
かなり複雑な取り方になったので、発注書には割り付け図を添えて。
組み合わせられる無地を探し、プランを考えデザイン画を描き、
生地の取り方を考え、細かく指示をした縫製指示書を書き、
やっと2窓の発注が終わります。
ホッとする瞬間です。
 

2014年1月20日月曜日

S様発注してます

 
昨日明細書を作成して本日の発注です。
カーブレールを付ける出窓の内寸の高さは1063㎜。
使用するレールは発注の基準となる管下(レールの輪っかの下)まで
40㎜下がりますので1023㎜となります。
1020㎜の発注?それとも1010㎜の発注?
㎜単位の指定は出来ませんので1015㎜と書いて、
『管下1023㎜なので1020㎜より少し短めという意味です。
 1015㎜ジャストという意味ではありません』
と注意書きをすることもあります。
伸縮のある生地に形態安定加工を掛けて、
その単位での正確さを求めるのは無理があるからです。
今回の場合は、ブラケットで対応しました。
通常の天付ワンタッチブラケットではなく天付ブラケットを使います。
こちらは40㎜ではなく33㎜下がります。
1063-33㎜-10㎜(窓台からの上がり分)で1050㎜の発注です。
ブラケットは2つ多くとって取り付け強度の対応もします。

E様ブラインド工事

年明けでバタバタとしている間に更新が途絶えていました(汗)
バーチカルブラインドの施工です。
入隅(部屋の角)の場合、どちらかを長くして隙間を無くす方法を取ります。
今回もギリギリです。

左側















 
右側
















標準だと長い操作コードは
ご夫婦の身長とキッチンカウンターの高さも考えて…
 
計算ど~~~り!(ゴトー君の決めセリフをパクってみました)
 

2014年1月16日木曜日

加工途中

縫製担当のart-k後藤です。


ボーダー付きのシェード(裾部分)裏側の製作途中写真を1枚。
綺麗な表の仕上がりは、裏側の綺麗な仕立てから。

2014年1月12日日曜日

今年もちょっと変わったこちらのブログを~

よろしくお願い致します。



年頭のご挨拶が遅れました、縫製担当のart-k後藤です。(右

販売+製造の現場まで記事にするこのブログは業界内でもかなり特殊かもしれません。
そこには色々な可能性を秘めていると思っています。

笑いと涙、感動のこちらのブログ、本年もよろしくお付き合いくださいませ。

2014年1月6日月曜日

鮟肝とカーテン

結局はお昼過ぎまで働いていた大晦日、
帰りに実家近くの魚屋さんで予約していた鮟肝を手に入れ、
夜の7時頃から飲み始めて8時には酔い潰れていましたが(早い!)、
お蔭様で久々の休日をゆっくりと過ごすことが出来ました。

この魚屋さんは僕が小さいころからお世話になっているお店です。
スーパーが出来た高校生の頃から足が遠くなりましたが、
ここ数年また通うようになりました。
飲食関係の仕事をしている友人から、
「あそこのオヤジはこだわり系の飲食店の間で有名なんだよ」と聞かされたからです。
暫くぶりに尋ねると、尾長(メジナ)やキスが刺身用として置いてあったりして、
確かにちょっと普通じゃない。
(市場には出ませんし、刺身サイズのキスは滅多にありません)。
「これ、どこから?」と尋ねると、「あ~、地元の漁師さんから直接ね」。
なるほど。
季節になるとアジの開きを作っているのですが、これがまた美味しい。
普通は刺身にならないものを開きにしますが、ここは脂の乗ったものを選びます。
焼くと脂がボタボタと落ちる絶品のアジの開き。
たまりません。
僕の年末のお供である鮟肝も予約しないと売り切れる程の人気で、
今年は70本が完売だそうです。
今でも地元の方から「魚ならあの店!」と愛される魚屋さんなのです。

僕が「自分の店をこんな店にしたい」と考えた時、
真っ先に浮かぶのがこの店です。
自分の仕事にプライドを持ち、プロをも唸らせるほどの力を持ちながら、
それをネットを使って全国へとは考えずに、地元の皆様に提供する。
今流行りの「新しいビジネスモデル」とか「イノベーション」とかではなく、
専門店として当たり前の事を高いレベルできっちりと行って、
全てのお客様に当店でしか手に入らない満足を提供する。
そんな店にしたいと思っています。
今年一年、皆さまのご期待に沿えるようスタッフ一同頑張りますので、
宜しくお願い申し上げます。