2013年10月2日水曜日

今日の夜はウエイト巻ロックを肴にお酒を飲むのだ















ワケあって折り返しでもウエイトチェーンの落とし込みでもなく、
ウエイト巻きロックにした縦使いのドレープ。
事前にテスト用の生地を送ったものの、
本当にキレイでビックリです。
一般の方には分からないと思いますが、コレすごいです。
カーテン屋はこれを肴にお酒が飲めます(笑)。




 
 
 
 


2013年10月1日火曜日

E様発注しました















今年は非常にバランス(上飾り)の多い年です。
全国的にそういう年ではないと思いますが、
見直されているのは確か。
E様からご注文を頂いたスワッグバランス。
横使いレースの残布を使って作ります。

2013年9月29日日曜日

足し算×20















頂いた図面をベースに、
現調後の寸法を落とし込んだ図面を作り、
商品をそこに落とし込みます。
製造誤差とクリアランスを考えながら特注となる商品の寸法を決め、
どの商品が何点必要なのかを決定します。
店舗を作る時点で元請さんは既にたたき台を作ってらっしゃいますが、
図面と商品構成を理解して
次の打ち合わせに臨むために必要なプロセスです。
簡単な足し算を何度も何度も繰り返します。
既に20回はやったでしょうか。
何度計算しても同じ、という結果が納品日の安心を生みます。

逃げない力

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本日現場打ち合わせに伺ったI様の和室です。
きれいな柄のアクセントクロスが貼られています。
最近、壁紙を楽しむ方が非常に増えてきました。
インテリアの仕事をしている者として非常に嬉しく思う反面、
カーテン選びに悩まされる事も…。
大事なのは「安易に無地に逃げない」ことです。
と言いつつI様には無地をベースにしたプランをお勧めしていますが、
モチロンそのままでは使いません。
「柄物クロス(アクセント貼りを含む)の部屋にどんな提案をするか」は
今のカーテン屋に最も求められる力の一つだと思います。
 





2013年9月27日金曜日

一人反省会とMVP発表

終わってみて気づくことってあるんですよね。
一般的な住宅の天井高は2400㎜。
リフォームが入った現場で天井高が2387㎜ということは、
既存の天井に12.5㎜のボードを新たに張ってるんだな、と。
=ビスは長めが必要ということです。
色々なホームセンターを周ってビスを探しましたが、
結局使えませんでした(涙)。

手持ちの長めの細軸ビスで、
ランナーがビス頭に当たることなくちゃんと開閉できましたが、
寸法の裏側を読む大切さを改めて感じました。

野縁(天井の桟)の関係で一部だけ下地がない時に
とっても助けられたのがコチラ。














レールメーカー「トーソー」のスクリュープラグ。
通称「キイロ」(そのまんま…笑)
房掛けに使うアリゲーターにも似ていますが(写真下)














これとは全然違うスグレモノです。
この小ささでモリ―なみの耐荷重。
今回はシングルレールにシアーの一重吊りですので十分です。
強さの秘密は4方向に裂ける特殊な構造にあります。
 
シェードの振れ止めや一部だけ下地がない時の補佐など、
あまり建物にダメージを与えずにアンカーを使いたい時に重宝します。
アリゲーターをやめてこれに統一しようかと思っていたのですが、
房かけって付属のビスが短くて下地に届かない時があり、
そんな時、アリゲーターは短くカットして使えるので便利なんです。
「キイロ」はカットするとバラバラになります。
現場も道具も色々です。
まだまだ勉強です。





2013年9月26日木曜日

視点は良いがピントがずれてる
















初めて取り付けるちょっと特殊なレール。
一本だけ先に取って、手持ちのビスで試し打ち。
う~ん…ちょっとビス頭が出過ぎな感じです。
ランナーにはこすりませんが、もう少し何とかしたいところ。
そこで、ホームセンターに用事がある時は店を変えてビス選び。
店に寄って品揃えが違うものなのです。
最終的に決まったのがこちら。


ぎゃあ~~脚立にピントが~!!
すいません(笑)
2㎜×32㎜という珍しいビスです。
明日の工事で使います。

 
 
 

2013年9月25日水曜日

写真選定中

HPをリニューアルすることになり、写真を選定中です。
と言っても、打合せしたのは何カ月も前で、
お金を振り込んだのも2カ月位前で、
写真の提供を督促されること数回。
「ちょ、ちょっと待ってください」連発で、もう呆れられているかも(苦笑)。
過去の写真を見ていると、色々な事を思い出しますね。



2013年9月23日月曜日

ほんの2㎝

カタログで決まった生地の切替寸法を確認中です。
実際はこの生地ではないのですが、
仕上がり寸法に合わせてイメージを見ていきます。
裾を10㎝にするか12㎝にするか…
 
こちらが10㎝で




こちらが12㎝
















「たかが2㎝」ではなく、
10㎝を12㎝にすると1.2倍増えるという感覚で考えないといけません。
生地のイメージも重要なので、カタログと見比べながら決めていきます。




 







2013年9月22日日曜日

置き手紙
















取引先工務店さんの工事の場合、
お引渡し前にお客様不在で工事を行います。
その際にカーテンを作った際に出る残布や取扱説明書を置いてくるのですが、
これまではそのまま置いていました。
先月のミーティングで、「何だかそれだと味気ないし、失礼な感じだよな」と
スタッフに相談して決まったのが上の写真。
封筒にはお手紙が入っています。















取引先や同業者と話していると、
「工務店さんの下請け仕事」を一般のお客様のそれより「下」に見る人がいらっしゃいます。
平和主義者な僕は面と向かって何かを言ったりはしませんが、
時々心の中でつぶやいています。
「あなたには、そこに人が住む光景がイメージできないのでしょうね」





2013年9月20日金曜日

続、縫製指示書


縫製担当のart-k後藤です。
上の写真は、ちょっと分かり難いのですが、ジョイントの位置。
マチ針が打ってある所で繋ぎます。

生地の耳同士で繋ぐのが普通なのですが、製作寸法の左右の柄・バランスを考えて。
2巾でジョイント位置を中央にする必要があり、また柄の位置も丁度にする場合、あえて手間をかけてこうしたイレギュラーな場所で切り直し・繋ぎをします。

そうして出来上がる物は”レギュラー”なシェードなのですが。


art-kというと私が前面に出ている会社ですが、この調節はスタッフがしてくれました。
サイトーさんの要望をきちんと汲んでくれるスタッフにも恵まれています。

2013年9月19日木曜日

縫製指示書

縫製担当のart-k後藤です。
レギュラーなシェードの縫製指示書。
タテヨコの寸法のみで発注される方もいる中、サイトーさんの指示書は私共のお取引先の中でもダントツの情報量です。
書き込まれたコメントの数はそのまま良いものをお納めしたいという気持ちの多さ、そんな気がして。
指示書に書かれている鉤の手になった四角は
お作りするシェードではなくお部屋の”間取り”。

2013年9月14日土曜日

今日も登ってます




















「本当は好きなんでしょ?」って言われてもおかしくないほど、
ここ数年、多くの吹き抜け工事を施工しています。
今回は2連梯子の搬入が無理な2階リビングでしたので、
通称「たけのこ梯子」を使っての施工です。
遮熱のロールスクリーンを付けました。

遮熱で必要なのは「適度さ」です。
性能の高い物が全ての現場に良いわけではありません。
初秋に冬山登山の服装がアンバランスなように、
その現場に合った商品をお勧めすることが大事です。
吹き抜けであれば窓の向きや採光性の維持も考えて
お勧めしています。

2013年9月13日金曜日

安心のサイン

この3連休はご新築工事が続きます。
カーテン工事は細かな部品が数多くあり、発注も大変です。
種類や色、数、など、どれ一つ間違えることは許されません。
発注時には細心の注意を払うのですが、
それでも見落としや勘違い、書き間違いが起きることがあります。
その為、当店では発注後に2回のチェックが入ります。
部品の入荷時に明細書を見て確認しお客様ごとに梱包、
工事の2日前までに再度確認です。
発注、入荷時のチェック、工事前のチェック、
この3つのプロセスは同じ者が重複して行いません。
自分の勘違いや間違いは自分では見つけにくいからです。
OKなら押印。
安心して工事日を迎えられるサインです。