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2016年10月26日水曜日

H様発注確認中


南足柄市のH様の発注が終わり、
各仕入先からの納期の返信を確認中です。
発注をすると斜線を引き、
返信があると日付を書き込みます。
そうすることで発注漏れや返信漏れのチェックをしています。
ご新築のオーダーカーテンは全ての窓が完璧に揃って初めて一つの商品。
何かが欠けることは許されません。
日付の左側に見えるチェックマークは、
私が発注した内容をスタッフがチェックした印。
確認を繰り返して、お客様のご新居に届けられます。


2016年10月24日月曜日

H様発注しました



先日お納めした電動ロールスクリーンを気に入って頂き、
電動レールの追加のご注文を頂いた厚木市のH様、
カーテンも含め、発注が完了しております。
今回は取付位置の関係で持ち出し受光部を
かなり前に出さないといけません。
そのため、標準ではなく長めのコードを用意します。
また喜んで頂けるよう、その他の部材の準備も含め、
慎重に進めたいと思います。

2016年10月22日土曜日

T様発注しました




厚木市のT様の刺しゅうレースを発注しました。
当店の縫製指示書は生地巾と柄リピート、仕上がり寸法を入力すると
自動的に要尺が出るようにしているのですが、
裾がスカラップになっているレースは必ず手計算で確認します。
リピートの倍数ギリギリの場合、
カーブを描いた裾の始まりをどこにするかを選べません。
今回はまさにそのようなケースでしたので、
1リピート多めに取りました。
要尺ギリギリでもカーテンは出来ますが、
こういうところがとても大事なのです。

2016年8月8日月曜日

北極星



平塚市のK様のオーダーカーテンの発注書です。
お打合せ通り、1ツ山のウエイト落とし込み仕様でのお仕立てです。
その間に挟まれた『ポラリス』というのはフックの種類。
(おそらく)北極星から来ているのだと思いますが、
下から差し込んだフックが上から出てくることで
点ではなく線で芯地部分を抑えます。
これにより前倒れや山の向きが正面を向くなどのメリットがあります。
以前は透明が主流だったフックですが、
現在は熱処理の形態安定加工が増えたことにより、
白色のものになっています。
普段は見えない部品ではありますが、
色々と改良されカーテンの美しさに貢献しています。

2016年7月19日火曜日

ヒダ山計算



150㎝の生地巾で1.5ヒダの場合、
多くのカーテンメーカーさんのカタログは
最大仕上がり巾が200㎝になっています。
200㎝×1.5=300=150巾の生地を片側1巾づつ使用という計算です。
でもこれには耳の折り返し分が入っていないため、
ヒダ取り機でつまめない、
手でつまんでも山がほとんどないカーテンになります。
でもM様のお見積もりはその要尺計算をしました。
他の窓で巾落とし分があり、その分を回すことができるからです。
今回はゴトー君の提案でジョイント位置も工夫して、
きれいなカーテンが出来上がりますのでお楽しみに!

2016年7月16日土曜日

機能とデザイン



こちらは厚木市のH様の発注書です。
部屋内側にレースの切替カーテン、
窓枠内にロールスクリーンという組み合わせです。
レール用のブラケットでメカ物も一緒に付けられる部品も発売されましたが、
見た目の印象と断熱性を上げるために別々に取り付けます。
別々なことに意味があるのではなく、
窓に近い方が断熱性が上がるためです。
ロールスクリーンは商品の特徴上、両端に隙間が出来ますが、
それでもこの付け方の方が効果は高くなります。

レースの裾は切替部分まで折り返し、
生地の重なりによるモアレを楽しんで頂ける縫製仕様です。
レースの場合、ジョイント部分の生地の重なりが見えてしまうので、
リボンテープを縫い付けます。
これによってポイントが出来るので、デザイン的にも良いですね。
機能とデザイン、両方を考えてのスタッフのご提案です。
既に生地はアートケイさんに到着し、
レール関係のチェックも完了しました。
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2016年7月12日火曜日

想いと工夫を詰め込んで



A様の最初のご希望はスワッグバランスでした。
でも打合せで何度かギャザーバランスのお話が出てきます。
どうしてだろう?と疑問に思いお聞きすると、
そこにはちゃんと理由がありました。
ご予算的な問題もありフラットバランスに変更する際、
スワッグバランスの持つ重厚さとギャザーの持つエレガントさを
合わせもつデザインを考えようと思いました。
スワッグバランスのカーブをなぞりつつ、
A様が喜んで下さりそうなデザインを考えました。
デザインだけではなく、
100巾の生地のジョイントが表に来ない割り付けや、
弧を描いたことで歪もうとする直線を吸収するため、
間にプリーツを入れたこともポイントです。
色々な工夫と思いを詰め込んで、一つのバランスが出来上がります。



2016年7月10日日曜日

チェック完了


平塚市のS様のオーダーバック(納期返信)が揃いました。
当店では、発注をするとその項目に斜線を引き、
オーダーバックがくるとその日付を斜線に入れていきます。
色々な仕入れ先に発注をしますので、
返信漏れや工事日に間に合うかどうかのチェックも一目で出来るからです。
発注者は返信チェックをしない、というのもルール。
別の者がチェックをすることで気づくことってあるんですよね。
既にレールは届きましたので、
こちらは部品のチェックも完了してS様分としてまとめてあります。



全て順調に進んでおりますので、
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2016年7月6日水曜日

平塚市のT様も発注しました


こちらは平塚市のT様の発注書です。
これまで当ブログでも何度かご紹介している
一間・100巾・2倍ヒダの山数指定をしています。
生地のはぎ合わせ(ジョイント)がヒダ山のトップに来るのを避ける為です。
レール類の発注も全て完了。
スタッフの確認も終え、後は商品の到着を待つのみです。

2016年6月22日水曜日

N様発注しました



ご新築時にお世話になった大和市のN様の発注をしました。
既存のカーテンにプラスして窓枠内に麻のレースを入れます。
ご購入時の明細書はデータが残っていますが、
念のため既存のフラットカーテンの総巾を測ってヒダ倍率を確認し、
同じようなウエーブになるよう発注します。
麻のレースは目が粗いので、フラットにした場合の透け感もご確認頂きました。
お客様それぞれのご要望や現場の状況によって、
同じカーテンでも仕立て方は様々。
オーダーならではの発注と言えます。

2016年6月19日日曜日

ジョイントずらし



明日の納品のK様の発注書です。
4巾と言うのは窓全体で使う巾数を指します。
150㎝巾の生地を4巾、片側で2巾をジョイントして作るという事です。
この場合、山数が奇数だとジョイントは中央に来ます。
仮に山が7つあれば、端から4つ目の山の中央になってしまいます。
カーテンのヒダの最も目立つトップの位置に線が入ってしまう訳です。
それは決してキレイではありません。
そんなちょっとした、でも大事なことをアートケイさんが気づいて電話をくれました。
明日は是非そんな部分もご覧ください。
メカ物の納期もバッチリ段取り済みです。
明日、宜しくお願いします。

2016年6月1日水曜日

またまた裾のお話



明日は東京都のK様の納品日です。
フロントレースの後ろに使用するドレープは、
裾を極力小さくした仕様です。
生地の重なりで裾の10㎝だけが濃く見えるのが
どうしても気になるので、当店ではこれが標準。
手前にくるレースは洗濯ラベルが目立たないような
位置に縫い付けるなど、細かな配慮をしています。
明日は私のスケジュールの関係で職人が伺いますが、
打合せもバッチリ済ませました。
明日、宜しくお願いします。

2016年5月29日日曜日

カン上指定

昨日ブログサイトを覗いたらゴトー君の投稿が。
知らぬ間に撮られていたのね(笑)

さて、お店の方は天然素材のお客様が続きます。
厚木市のW様がお選びになったのは麻のカーテン。
西日対策の役目もあるので、2倍ヒダでお作りします。
発注は既に完了しました。

カーテンの発注ではレールの輪っかの下からの寸法を記載し、
輪っかの上の寸法はA(1㎝)とB(4㎝)のどちらかで指定します。
同じ寸法を書いても実際はAかBかで3㎝違います。
W様の出窓のレールは輪っかの上から天井までが3.5㎝。
Aだとレールが丸見えになり、Bだと生地が天井に当たってしまいます。
そこで3㎝で指定して発注します。
当たり前のようですが、メーカー縫製では基本的には出来ません。
スタンダードな縫製のカーテンでも、
アートケイさんのように細かく対応してくれる加工所さんの力が必要なんですね。

2016年5月23日月曜日

裾の組み合わせ



こちらは大田区のI様の発注書です。
ドレープ、レース共に麻100%の生地をお選び頂きました。
レースの裾はちょっと聞き慣れない『ヘム』という仕上げ。
かなりざっくりした天然素材の縦ストライプですので、
一般的な10㎝の折り返しにすると柄の重なりが
きれいにいかないことが考えられます。
ウエイト巻きロックや本縫い仕上げも、
生地の感じをみるとキレイに仕上がりそうにありません。
そこで2㎝の小さな折り返しにします。
天然素材との雰囲気的な相性もバッチリです。
ドレープはあえて10㎝の折り返し。
完成形をイメージしつつ、細かなところに気を付けながら発注しています。

2016年5月10日火曜日

裏ワザ

お父様にご新築時にお世話になったご縁でご注文を頂いた平塚市のO様。
生地としてのクオリティの高さにこだわってのカーテンセレクトになりました。
ただ、そうするとどうしても見積額が上がってしまいます。
プランのクオリティを下げずに額を下げる策を悩んでいると…
見つけてしまいました。
『この窓の巾落とし分を、こっちの窓に使えない?』
計算してみるとバッチリOK。
こうした生地の使い方や取り方を工夫する方法は、
メーカー縫製では出来ない裏ワザです。



無地のカーテンは価格の関係で1.5倍ヒダでのお仕立てですが、
少しでも2倍ヒダに近いイメージになるよう、
巾落としをせずに製作して頂くよう指示を出します。
特殊な作りのカーテンでなくても、こうした工夫で価格も仕上がりも変わります。


2016年4月4日月曜日

ラベル無し指定


こちらは横浜市のF様の2Fホールに取り付ける
ロールスクリーンの発注書です。
洗濯物を干すスペースとしても活用するため、
廊下から見えないように間仕切りとして使われます。
取り付ける天井面には高さ8センチほどの貼りがあり、
廊下から本体が見えないように、その裏側の壁面に取り付けます。
問題なのは生地を下げた時。
洗濯ラベルや防炎ラベルが廊下側から見えてしまいます。
生地を裏表逆使用にすると、今度はランドリースペースから見えてしまいます。
そこで、この2つのラベルを付けないように指定して発注します。
ちょっとしたことですが、
取り付けると気になるのは案外こうした小さなことなんですよね。

2016年3月29日火曜日

連窓のロールスクリーン



厚木市のE様の現場です。
一間半の窓に2分割で取り付ける柄物のロールスクリーンの発注書です。
紋様柄のため、
サイズと柄位置の関係や2つのロールスクリーンの繋がりを考慮する必要があります。
縦も横も細かく指示します。



完璧に出来ました!






2015年12月21日月曜日

売り止め

こちらは小田原市のS様の売り止め依頼書。
『売り止め』とは、まだ発注手配をしていない生地を、
ある一定期間、メーカーさんに確保してもらうこと。
内容が決定してから発注まで期間が開くと、
その間に生地が売れてしまい、
いざ発注書を流すと在庫切れになっているという可能性もあるからです。
お使いになる可能性の高い生地の場合は、
候補の段階で売り止めをすることもあります。
この間、細かな部分の最終チェックをして発注作業に入ります。
 

2015年12月19日土曜日

I様のリビングの納まり


難しい納まりの多いI様の現場ですが、
最も悩んだのがリビングです。
カーテンボックスの奥行きは125㎜。
レールをダブルで付けるのは難しい寸法です。
かと言って窓上に付けるとカーテンボックスが浮いてしまいます。
そこでカーテンボックスを塞ぐようにレールを付けることにしました。
それだけなら施工は簡単なのですが、
問題は内窓のフレームのツラが壁から55㎜あることです。
通常、窓外側のレールの中心は壁から35㎜離れていないといけません。
一般的な窓の場合、窓枠のチリが10㎜ありますので、
55+35-10=80㎜は壁から離れないといけない計算です。
長いブラケット+スペーサーという手もありますが、
それではカーテンボックスを覆う付け方ができません。
(ビスを打つ位置がボックス内になり、打てないため)
方法は2つ。
①逆L型のブラケットに内窓用スペーサーを重ねて打つ
②天付ブラケットを天井に打つ
どちらもそのままでは強度的に心配です。
どちらを採用しても仕上がりに影響がでないことを確認後、
それぞれに対策を考えて、現場で最終決定することにしました。

2015年12月17日木曜日

複雑な納まり

何やらメモ帳にごちゃごちゃと書いているのは、
昨日に引き続きI様の現場。
壁面の入隅にクロス巻き込みの窓が両角にあり、
天井にはL型のカーテンボックスがついています。
窓台のチリは30㎜。
そこにロールスクリーンと木製ブラインドを付けるのですが、
ですが、ですが、難易度Dです。
窓台を避ける位置にロールスクリーンの生地が降りて来るように付けた時、
木製ブラインドは入隅から何㎝引けばよいかの計算が必要です。
問題なのは、生地が下がれば巻物の直径が変わるので、
仕上がり丈の直径だけを計算していけない事。
そしてウエイトバーの厚みも考慮する必要があります。
そもそもその位置にロールスクリーンを付けた時、
カーテンボックスの手前側に巻物が当たらないかの確認も必要です。
仕上がり巾は木製ブラインド側の窓台のチリ30㎜と、
左側の壁面に入るエアコンも考慮して寸法を決めなければいけません。
下の方に見えるのはリビングのカーテンレールの納まりを確認しているところ。
こちらはまた次回。